SOUND CREATE EYES
2009年02月28日(土)

記念モデル


LINN KLIMAXシリーズ。
アルミの削りだしのスリムなボディー。
その外観から想像ができないパフォーマンス繰り出します。

KLIMAXシリーズは約80ミリのアルミブロックを4方向から削りだし、歪みを取りながら約4週間かけてボディーを作り出します。
この精度はIvor Tiefnbrunの父親が営んでいたアルミ切削工場、キャッスル・プレシジョン・エンジニアリングの技術によるものです。
キャッスル・プレシジョン・エンジニアリングは今なおロールスロイス社製ジェットエンジンのほとんど、ベントレーのブレーキディスク等の加工をするヨーロッパでも指折りの切削工場です。


KLIMAXシリーズの最初の発売は1999年。
先ずは今なおフラッグシップとして健在のKLIMAX SOLOが発売されました。
その発売から10年の月日が流れました。

そして今春、LINNからスペシャルなニュースが届きました。
KLIMAXシリーズ10周年記念 BLACK FINISH KLIMAXの発売です。
発売されるのはKLIMAX DS、KLIMAX KONTROL SE、KLIMAX CHAKRA。
この3機種がBLACK FINISHとして全世界30台限定発売となります。

この限定モデルは機器底面にIvor Tiefnbrunのサイン入りで今までとは異なるリミテッドエディションの通し番号が印字されます。
そして何よりもこの凛々しい外観。
今までのアルミ削りだしのシルバーより断然引き締まっています。

この全世界限定のBLACK FINISH KLIMAX。
もう間もなく日本上陸です。

*写真左がBLACK FINISH KLIMAX。写真右はキャッスル・プレシジョン・エンジニアリングで研磨中のKLIMAXのシャーシです。

三浦
2009年02月27日(金)

A列車で行こう


先日のLINNのイベントKLIMAX LP12(仮称)のお披露目会の様子は、我が妹(?)枦山嬢よりレポートさせていただきました。
その前日のこと。LINN PRODUCTS社の37歳なのにどこまでも青年のようなLINNのチーフエンジニア、イアン氏が出来たてホヤホヤのLP12を接続して帰った後のこと。
ちなみに、言い添えておくと、「どこまでも青年のよう」というのは、決して頼りなげなことを言っているのではありません。多分純粋に「オーディオ、音楽大好き!!」という好奇心と探究心が表情、醸し出す雰囲気に表れているのではないでしょうか。
おそらく、これを読んでくださっているオーディオ・音楽大好きな愛好家の皆様もきっと、ご自身のシステムの前では青年のような、少年のような顔になっていらっしゃるはず・・・。

さて、話を「接続されたLP12」へ戻すと・・・
スタッフ皆で思い思いのLPをかけては、唖然としながら、「そこにいる」「なんで?」「どうして?」の連発。
KLIMAX KONTROLがSEになった時に、「あぁ、LINNてこういうことをしたかったんだ・・・」と心底驚いたのに、今回はそれ以上の驚きが訪れて「LINN」というより「人って凄いな」と思ってしまいました。
これで十分だと思っていたのに、まだいける、まだある。
OCTAVEでも、LINNでも、設計者の人と会うと、本当に物作りに対して純粋で、自分でゴールを全く決めていないことに驚きます。
アンプやプレーヤーといった機械の中身の構造を知り尽くしていて、出来たものに対してもものすごく愛情をかけているから、まだここを改良できるということに気付くのでしょう。その改良によって、音楽が応えてくれる。

私はその日、普段聴いたことのないLPを1枚選びました。
シナトラのバックで優雅で余裕の演奏をするデューク・エリントンが最近気になります。
エラ・フィッツジェラルドのライブ盤で演奏しているサーも見つけ、これも気に入りの1枚に入りました。
この日、店に並ぶ中から私が選んだレコードはサー・デュークの「The Popular」。
このLPについて全く何の情報もなく、1曲目に収録される「Take the ‘A’ train」に針を落とすと・・・
目の前には、見たこともないほど大きな存在感とオーラを放つビックバンドが立ちはだかり、物凄い演奏が。
まさに突風の如く、私は心をさらわれて、「すごい・・・すごーい」とただ呆然。
私のボキャブラリーの貧困さも吹き飛ばす勢い。あれは「凄い」しか言えないって。
「スイング」という言葉の意味を体で覚え、これが今から40年以上も前に録音されたものであることにまた驚き、今も昔もなんて人は凄いんだろう。と圧倒されてしまいました。
物の少ない時代に人はこんな凄い演奏をし、物が増えた現在、人は40年前にタイムスリップ出来るものを作ったのです。
「A列車でいこう」はアニタ・オデイが歌うのをよく聴いていたけれど、エリントン
オーケストラのテーマ曲だったとは知らず、また今の今までかけたことのなかったこのLPがこんなに素晴らしく、名盤中の名盤であることを全くもって知らなかった!
ヤバイ!全然時間が足りない!と思った私、とりあえずCDでもいいから手に入れるべく、HMVに走ったのでした。次はDSで聴こう。
(竹田)
2009年02月26日(木)

DUSSUN T-6プリメイン


DUSSUN (ダッサン)は中国のアンプメーカーで、このT-6はプリメインアンプです。

価格も¥155,400とお手ごろ価格。
このクラスでは国産がメインとなっていますが、最近は海外製のエントリーモデルが個性的な音を聴かせてくれます。


まずは外観に注目、どこかで見たことのあるボリュームノブだと思いませんか。

チェロそのもの?
それもそのはず、ダッサンはレッドローズミュージックのOEM生産をしていたこともあり、レビンソン氏の影響を受けていることが伺えます。

機能もシンプルで欲張らず、電源トランスも100V専用設計、また余裕の8Ω負荷時100wとエントリーモデルとしては必要十分なクゥオリティです。


音はといえば、高解像度とはいきませんが、中低域を安定した音で聴かせてくれます。かしこまらず音楽を実に楽しく聴けるのも魅力のひとつです。

只今ご試聴可能です。
(花木)
2009年02月25日(水)

逃してしまいました・・・


「世紀の共演」とか「もう二度と見られないジョイントライブ」と言われ、来日公演を終えてしまった、”エリック・クラプトン+ジェッフ・ベック”。

多忙で日程が合わず、泣く泣くパスしてしまいました・・

「世界三大ロックギタリスト」---ジェフ・ベック、エリック・クラプトンと、もう一人はジミー・ペイジ
とは日本人が勝手に決めた三大ギタリストではありますが、確かにそのうちの二人が共演することは、あまり想像もできない組み合わせです。

トリッキーなフレーズを繰り出すジェフ・ベックとは対照的に、ブルースの王道”泣き”メロディーのクラプトン・・一体どんなライブだったのでしょうか?

終わってしまってから悔やんでいます。

店頭に置いている私物、ジェフ・ベックの”BLOW BY BLOW”のアナログ盤で、仕方がないので”泣き”の Cause We've Ended As Lovers を大音量で聴くことにします。

実はこの盤、数年前にスコットランドはグラスゴーの LINN Products へ工場見学に生かせてもらった際に、ロンドンの中古レコード屋さんで手に入れたもので、プライスタグに”1st press”と表示されていたので(その割には安かったので疑ったのですが)喜んで買って帰った想い出の盤です。
※他にも、The Who や、The Beatles、King Crimson などのファーストプレスを買いあさり、ウハウハの状態で帰国しました。
ロンドンへ行く機会があれば、是非中古レコード店へ!
-----------------------------------------

先日、LINN のスタッフが来日して、新しいLP12のアップグレード(プロトタイプ)を聴かせてくれた際もこの盤を試聴して、度肝を抜かされました。

LP12 SE のさらに新化版・・・
全容が明らかになるのはもうすぐ近日のようです。乞うご期待。
------------------------------------------

体験できるときに体験しておかないと・・
最近は来日ラッシュです、皆さんも要チェック。

(金野)
2009年02月23日(月)

凄い、LP12。


先週、本国よりLINN PRODUCTSの代表に就任したばかりのギラード・ティーフェンブルン氏と、LINNのチーフデザインエンジニアであるイアン・ウィルソン氏が来日しておりました。

来日の大きな目的のひとつが、KLIMAX LP12(仮称)のお披露目。
まだプロトタイプではありますが、ほとんど完成型だそうで、日本市場の意見も聞きたいということでイベントも開催されました。
急な決定でしたので、ホームページ上でしかご案内ができず、また平日の夕方という時間帯での開催だったため、ご参加いただけなかったお客様も多かったのではと思います。申し訳ございませんでした。

実はイベント前日、ギラードとイアンが現物を持って訪問してくれて、そのとき一足先にスタッフは聴いてしまいました!皆様すみません。。。!

今回のKLIMAX LP12のアップグレードで大きく変わった点は、電源部の強化(もちろんKLIMAXの筐体!)と、コンポジット素材(強化プラスティック)を削出しハウジングに格納された新設計モーターと、新設計デュアルモノ構成フォノイコライザー(アームから最短距離のアーム直下にマウント)。
イアン氏から話を聴いたところによると、KLIMAX DSを発表してすぐに「LP12をもっとよく出来ないものか?」と社内で話が持ちきりになりスタートされたというこのプロジェクト。デジタルソース『DS』が軌道に乗っているさなか、社を上げてアナログの最高級をまだまだ追求しているLINNの姿勢と音楽に対する最大なる愛情が伺えました。

針を落とした瞬間からその変化は凄いものだと察することができました。
いつものスクラッチノイズとは全然違う。
そして音楽が始まるや否や、スタッフからはため息がこぼれました。
静寂さと、低域の伸び、浸透力、身の毛がよだつほどリアルなボーカルは想像を超越したもので、その変化はKLIMAX DSが発売された時やKLIMAX KONTOROLがSEとなった時の驚きを思い出させましたが、それを遥かに超える感動をもたらしました。
ただDSが発売されたときに、今まで聞いてたCDをリッピングしてもう一度聴きなおしたくなった時と全く同じように、今まで聴いてたアナログレコードをもう一度聴きたくなり、スタッフは自分のお気に入りをあれやこれやと持ち出し大試聴会が行われました。
びっくりしたのはビートルズ。こんなに4人のバランスが良く聞こえたのは初めてで、「あ、これがビートルズなんだ!」と思い知らされたのです。

あまりにも良すぎるとなかなか言葉で伝えるのは難しいですが、製品は早くて今春、発売される予定とのこと。
待ち遠しい限りです。
皆様、ご期待ください!!!

☆ハゼヤマ☆
2009年02月21日(土)

新譜


先日、手元に届いた一枚のCD。
「Smile」

Vocal、Piano、Bassのトリオで編成されたアルバム。
Vocal はウィリアム・シルク。
アイルランド生まれの彼は英国で大学中に音楽を学んだそうです。
1996年に来日し日本で活動をしてきたそうです。

さて、アルバムの内容はというと、ウィリアム・シルク氏の美声に少し戸惑いながらもトラックを聴いてみました。
アルバムタイトルの「smile」やビリー・ジョエルのポップスナンバー「Just The Way You Are」などなど。

そしてボーナストラックでは井上陽水の名曲、少年時代をウィリアム氏がオリジナルの英詩をつけて歌うなど、内容は盛りだくさん。

中でも「Witchcraft」は通常録音とアナログマスターによる2つの録音でも楽しめます。

発売は今月28日だそうですが、当店では一足早く入荷する予定です。

*プロデュースはオーディオ評論家の小林 貢先生です。

三浦
2009年02月20日(金)

パーカッションって大事!!


先日仲間内でカラオケに行ったときのこと。
部屋に用意されている、マラカスやタンバリンなどを手にリズムをとって楽しんでいました。
それで、なんとなく思ったこと。
パーカッションなどのリズム隊が音楽にいかに重要かは、オーディオで聴く音楽を通して、実感してはいましたが、どこかでおまけに思っていた節があるのは否めません。
というか、オーディオで音楽を聴くようになるまでは、誰でも出来るものくらいに思っていました。演奏者の方、ごめんなさい。
ただそれでも、どこまで重要かというと、メインボーカルや、弦楽器、ピアノ、その他の楽器の百分の1くらいの存在に思っておりました。
ところが、カラオケで歌っている人と、バックで流れるメロディに合わせて、いざマラカスを鳴らしてみると、これ結構難しいんですねぇ。
気が入っていないと、途端に音がぶれたり、強すぎたりして、ただの騒音になってしまうんですよね。
歌っている人がどのように歌いたいかではなく、自分も一緒にその音楽を作り上げる!という気持ちで、歌のクライマックスや、歌い手の情感を、体で感じ、指先に伝える。
という風でないと、いい演奏にならないんじゃないか、とカラオケ中にふと思いました。
(何考えているのでしょう)
カラオケはともかく、クラシックでもJAZZでもパーカッションが入ってこそ、曲が締まって彩りや生命感が出るものが山ほどありますよね。
オーディオで聴くとき、ちゃんとしたバランスで音楽が鳴っていないと、それこそリズム隊に「気」が入っていないように聞こえたり、頑張りすぎてうるさく感じられたりします。
それはおそらく低域部の音が聞こえにくい状況になっていたり、もしくは低域が出にくい環境であったりすることが原因もしれませんよね。
そんなことを考えて真剣にマラカス鳴らしていたら、うっかり人の歌聴いていなかったりして。

今後のチューニングCDには、パーカッションが多く入っているものを1枚追加しよう。などとセッティングが楽しくて仕方ない今日この頃です。
(竹田)
2009年02月19日(木)

山本 剛の最新作!


本日入荷したばかりの山本 剛の最新作/ WHAT A WONDERFUL TRIO。


山本 剛といえば74年録音の「MISTY」があまりにも有名ですが、この最新作でも随所に感じとれる歌心を聴かせてくれます。



収録曲は「スターダスト」「枯葉」などのスタンダードナンバーのほかにオリジナルも含めた全9曲です。


なかでもソロピアノの「ひまわり」は大人の雰囲気で思わずワンダフルと叫びたくなります。



録音は藤井 武のプロデュ−スによる最新24Bbit/352.8KHzマスタリングDXD録音。

そしてCDはこだわりのSilver CDとなっています、さすがTBM。
(花木)
2009年02月18日(水)

久しぶりの再会


明日(2/19)夕方から予定しております、遠いスコットランドはグラスゴーからLINNの主要スタッフ2名を迎えてのイベント。
http://www.soundcreate.co.jp/cgi-bin2/sfs6_diary/sfs6_diary.cgi?action=article&year=2009&month=02&day=19&mynum=100

創設者:アイバー・ティーフェンブルンの子息であり優秀なエンジニアでもある、ギラード・ティーフェンブルン、
KLIMAX KONTROL などのトップエンドコンポーネントの開発を手がけた若き天才:イアン・ウィルソンの2人が揃っての来日となると、気になるのは彼らの”手土産=新製品”。

LP12に関するものであることは申し上げておきます。

「Super Evolution=SE バージョンで完成形になった」と思っていたら、彼らは手を休めません。
LINN にとって、SONDEK LP12 は永遠に進化をしていくものであり、すべての製品のリファレンス的な存在であることがよくわかります。
何十年経っても、その価値は薄れるどころか磨きをかけて高められることを教えられます。

昨日、今日と少しづつ準備をしている中、ギラード、イアンの二人が様子を見に来てくれました。

・・・・
2002年、グラスゴーのLINN本社工場に研修を兼ねて訪れた際、リリース直前のKLIMAX KONTROLを聴かせていただいたことが思い出されます。

設計開発をしたイアン・ウィルソンが、自ら説明とデモンストレーションを行ってくれました。
当時は、SONDEK CD12、KLIMAX SOLO、KOMRIがすでにデビューを果たしていて、”残るはプリアンプ”と期待が膨らんでいた時期でした。
自分と変わらない年齢のエンジニアが作り上げた、プリアンプがどんなものかとワクワクしながらデモルームに入って行った事をよく覚えています。

自己紹介もそこそこに、イアンが一番最初にCD12のトレーに置いたディスク・・・初めて聴かせるために選んだ曲が、僕の最も愛するアーティストの曲で、始めの1音が出た瞬間に”心臓が止まりそうになった”くらい驚いた体験をしました。
日本ではリリースされていない、しかもロックアーティストでピークを過ぎたと評されていたころのアルバムなので、「この場所でこのタイミングで聴きなれた曲が聴きなれない音で体に入ってきた」ことで、ある種のショック状態でした。
後でイアンに尋ねると、「ただ好きだからかけただけ」と笑っていました。

今でも忘れないさわやかな笑顔でした。
・・・・・

7年ぶりに再会。
爽やかでまっすぐな印象は変わらず、大きく変わったことは滲み出る自信。

彼らが大事に持ってきてくれた”手土産”は、店内の空気を一瞬にして変えてしまうほどの素晴らしい出来栄え。

何だか、イアンと一緒に聴いていると、初心に戻って背筋を伸ばされる感じで気持ちが良かったです。
追伸:ギラードさん、LINN Products 代表就任!!おめでとうございます!

(金野)
2009年02月13日(金)

決算処分品プライスダウン


関東地方は昨年より10日も早く春一番が吹き荒れました。


明日も最高気温は20℃までにあがるとの予報もでています。
一揆に春がやってきた感じです。それとも春を通り越して初夏の陽気となるのでしょうか。


早いもので決算処分セールもあと2日を残すのみとなりました。
最後の2日間は大幅にプライスダウンとさせていただきます。

詳しくはセールリストをご覧ください。


さてその中より、今回新たに入荷のなかから2つほど紹介いたします。


LINN KOMRI   色はチェリーで使用は5年ほどとなります。
外観はほとんどと言っていいほどキズはなくきれいな状態です。
付属品はすべてつきます。前オーナーの方はあまり鳴らされてなかったご様子です。一度はLINN のフラッグシップを・・・・いつかは・・・とお考えの方はいかがでしょうか。価格はご希望に添える価格をお出しいたします。



そしてもう一点もLINN ARTIKURAT 320 色はチェリー、いまはKLIMAXシリーズに移行しましたが、320のパッシヴタイプはこの世代のものしかありません。(写真参照)
定価¥2,310,000⇒販売価格¥1,200,000
スタンドは特注のスタンド付きとなります。

これ以外にも新入荷のもの多数ございますので詳しくはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
(花木)
2009年02月12日(木)

取っ組み合いオーディオ


高校受験の折、塾の先生から出された数学の課題。
好きだった先生に馬鹿だと思われたくなく、一生懸命取り組んだけれど中々答えが出ず・・・。
(大体いつも邪まな理由が裏にありけり)
段々意地になってきてあぁでもないこうでもないと考えているうち、夜は更け、いつの間にか時計の針は丑三つ時。
今でこそ珍しくはないですが、当時そんな時間に起きているような不良ではなかったので(単に睡眠時間が多いだけ)、
「あ゛〜もうわっかんない!!!」とさじを投げ、風呂場へ行くが、何時間もにらめっこしていた問題は頭から離れず、湯船につかること5分。
「・・・・・・あっ!!!」
閃きの神様は降りてきて・・・、見事解答を得られたという、嘘のようなホントの話。
どんな問題だったかなんて忘れてしまいましたが、そのときに得たことは、「とにかく本気で取り組めば絶対に答えは出る」ということと、「煮詰まった時はリフレッシュすること」。
何かに取り組んでいる時、この学生時代の出来事を良く思い出しました。
最近はリフレッシュ上手になりすぎて、あまり思い出さなくなっていたかしら・・・。

さて、ここ数日のクリエイトでは、またしても電源環境面で発見があり、夜中までオーディオと取っ組み合い。
そう、それで電源環境が良くなるとその後に必ずやらねばならないことはスピーカー位置のセッティングとルームチューニングです。
なぜかというと、悪いものに邪魔されて電源がうまく流れていなかったのが、スムーズに流れるようになったわけですから自ずと機器の力は出やすく、また伝わりやすくなるわけです。
そうなると、低域も伸びやかに出るようになりますが、少し時間がたつと「もっと出るよ!出したいよ!」とスピーカーが悲鳴を上げ始めるので、よしよし、とスピーカーを前方に出したり、出せない場合は少し振りをつけたり、スピーカー間の距離を広げたりと、楽に音楽を奏でられるようにしてあげるわけですね。
そんなこんなで音も以前より浸透性が増し、よくなった!と思ったのもつかの間。
出ていなかった低域を出しやすくするため、反射や拡散の板を多用していたのが、音に表れていることに気が付きました。
電源環境が整った今、それは返って音楽を邪魔している可能性もあり・・・。
ただ、場所によっては、必要なものもあり、どれを外すべきか、位置を動かすのか、大きさを小さくするのか、また全然別の新たなところに必要なのか、さっぱりわかりません。
1日目の日中は、つい長く入り過ぎてしまい、カッカしている頭を冷やしなさいと、一度表に出され、リフレッシュしようにも嫌な定在波が耳につき、もんもんとしてしまいました。
聴いていた曲は、
・シナトラの「Fly me to the moon」「Ol, blue eyes is back」より数曲、
・Sir Duke Ellingtonオーケストラをバックに、シナトラが歌う「Follow me」
・David Fosterのライブ盤より数曲(ボチェッリやKENNY Gなど)、
・ナットキングコール「Unforgettable」
・ブラームス「ピアノ協奏曲1番」第一、第三楽章
ほぼ全ての曲の在る箇所、中低域から低域にかかる部分で「ブワン」と詰まった嫌な音が抜けません。
整理整頓が苦手な私は、音を整理していくのも滅法弱い。
何に付け雰囲気でもって行きがちな性格は、こういうとき本当にヨワイ・・・。
当店のロジカルコンビ藤井・枦山の調整は絶品です。

夜、もう一度、リトライ。
明らかに音楽のバランスを邪魔していると思われるものは順に外してゆき、段々と音がほぐれてく感覚。
高域が伸びようと邪魔したりしているものも外し、低域が減ったり音がなくなった場合は、はる場所を再度見直し。
段々音楽の見通しがよくなってきます。
ブラームスを聞きながら、「おぉ!!!」という一手に喜ぶがつかの間、シナトラを聞いた途端、何じゃこりゃ。
シナトラ、そしてサーDuke難しいです。
結局タイムリミットで、今日は一度頭を冷やす!ということで帰途につきましたが、耳に残るは嫌な低域。

朝、リフレッシュした耳で聴くと、わかった、あそこだ!と、問題の箇所を突き止め、何とか形に持っていくことが出来ました。
そうは言っても、朝から2時間は入りっぱなし。でも、これはラビリンスでなく、段々問題点が明快になっていくので楽な2時間でした。
好きな曲がちゃんと聴こえるようになって、こんなに打ち込んだのは学生以来かな・・・と、冒頭のエピソードを思い出したのでした。
(竹田)
2009年02月08日(日)

ぐるぐる注意


当店にはLINN DSが各部屋に1台ずつ(計4台)あります。
使っているHDDはオフィスの中に。そのHDDからLANケーブルが各部屋へと延びています。
狭いオフィスの中なので、机の下にはパソコンなどのOA機器のケーブル類がたくさんあり、これまでの実験の結果、DS関係(NAS,ルーター,)だけは机の下にスペースを作り、台を備え、大元のルーターからLANケーブルの取り回し方も考えて設置しておりました。

ある日のこと、なんだか最近いつもよりある部分の帯域がおかしい…。特に中低域が伸びない?と思いながら、当店独自のバーチャルアースが間違えていないかや、何か要因が無いかを調べたり。
よくよく音チェックをしてみると、CDは問題ない。ってことはDS?ということで、LANケーブル周りがぐちゃぐちゃになっていたり、余った長さをぐるぐる巻きにして束ねていたところをキレイにしてみると…「!!」。
すっごい変化でした。
日ごろから電源ケーブルの取り回しが絡まったりしないようには気をつけていましたが、LANケーブルは気にしていなかったのが大きな間違いでした。

あまりにも変化が大きかったため、閉店後スタッフ全員でLANケーブルだけでなく、オフィスにあるケーブル(OAタップ、パソコンLAN、電話線)でグルグル巻いていたケーブルは全て短く加工をして絡まらないようにしていったところ、どんどん音はクリアになり、より低域が出てきて高域が伸びる。。。
それによってスピーカーの位置とルームチューニングを再調整。
もっと早く気づけばよかった(><)!!!と悔やむほどの変化があったのです。

店舗では数が多いのでより効果が大きかったとは思いますが、私の家でも確実に効果あり!でした。
皆様もぜひお試しください。

☆ハゼヤマ☆
2009年02月07日(土)

入荷!



AYRE KX−R リファレンスプリアンプ入荷いたしました。
AYREのフラッグシッププリアンプで価格は¥2,960,000
VERITY AUDIO のLohengrinで鳴らしています。

完全バランス回路と独自のボリュームサーキットによる静寂感。
カチッカチッとした独特の操作感は極めて高い工作精度と技術によるもので、大変ユニークです。
音は、イメージしていたよりも力強く、華やかで色気が有り引き込まれる要素を持っています。

続いてKHARMAのセラミック2.3

¥2,100,000Pair
価格改定され少しだけお求め安くなったKHARMA.
OCTAVE V80にてご試聴いただけます。

最後に、PIEGAのCL120X

¥4,725,000Pair
数週間前から、少しずつ鳴らしこんでいきましたが、昨晩、今までに無いぐらいの、いい感じに仕上がりました。
PIEGAユーザーの方もそうでない方も是非お聴きいただければと思います。

上記セットは来週末までご試聴いただけます。

フジイ
2009年02月06日(金)

ALL YOUR SPEAKER NEEDS IS LOVE


店頭で小型スピーカー数種が楽しそうに鳴っているのは、先日のブログに書かせていただきました。
サブウーファーもご用意して、2.1chでもご体感頂けるようになっています。
サブウーファーのスイッチ、オンオフで比較ができるので、わかりやすく、簡単にお試し頂けます。

ある日のお客様は、この比較試聴にて、ご自宅でも聴かれてみたいとのこと。
昨日ご納品のついでということで、PIEGA「PSUB1」背負ってお伺いして参りました。

お客様のシステムはLINN MAJIKシリーズでAKURATE212をドライブ。リビングで大画面TVの横に設置されています。
今回はAKTIV※モジュールのご納品。

212は、小型ながら4ウェイスピーカーのため、AKTIV化するためには、左右で8ch分のアンプが必要となります。

LINNのアンプでたとえばMAJIK4100を2台、もしくはMAJIK6100+MAJIK2100など。
今回はAKTIV化への手始めとして、ウーファーのみAKTIV化。
パワーアンプMAJIK4100の2ch分にウーファー用AKTIVモジュールを取り付け、残りの2ch分で3Kアレイにパッシブで信号を送ります。

モジュール取り付け後、まずはスピーカーの位置調整。
これは、AKTIVにした場合、ユニットが動き始め低域が出やすくなるため。
単純に1cmスピーカーを前方に出し、ツイーター間の間隔を整え、スピーカーの振りを調整。
お客様曰く「以前より力強くなった」とのこと。
モジュールは新品のため、電気が通って焼けてくると、もっと硬さが取れて馴染むはず。
先が楽しみな鳴りっぷりです。

さて、本日のブログの本題に戻って…(お伺いしたのはご納品が本題ですが)
PIEGA PS1のデモ。
AKURATE212の脇において、ゲイン、位相、クロスオーバー調整。
CHARLIE HADEN&PAT METHENYのベースやギターの弦を聴いていただきながら、スイッチ オンオフで比較試聴。
「店で聴いたとき程の変化を感じないな・・・」とはお客様の言葉。
もう少し、ゲインをあげたところ、位相の調整が十分でないことに気づき、もう少し調整。
位相が合ったら、低域が少しかぶるのでクロスオーバーをまた調整。
コツがわかると楽しい、これまた調整。

よし、というところで、どうやら212のAKTIVも大分馴染んできたようで、スピーカーを5mm前方へ。
高域の伸びがスムーズになり、ここで、ヴァイオリン協奏曲を聴いていただいたところ、「全然違いますね!」と嬉しいお言葉。
「これじゃ違いが分かりにくいかな」とかけられたフルート協奏曲のCDは、フルートの音が綺麗に伸び、音場もグッと広がる。
「あぁ、違うんですね!」

サブウーファーを入れ、音楽の土台となる低域を強化してあげることで、空気感が増し音楽全体の広がりが得られ、高域がよく伸びるようになる。「音楽」の厚みが増す感覚です。
スピーカーは大きさ、形、ユニットや特性、その造りの全てが音のキャラクターとなって音楽を再現します。
必ずしもトールボーイのほうが優れているということはないと思いますし、「絶対に正しい造り」というのはないのでは?というのが今の私の見解。
だから、世の中にこれだけ多種多様なスピーカーがあるのだと思います。
「低域はトールボーイに比べて少ないけれど、このボーカルの定位感は外せない。」などなど、「何ものにも換えがたい!」という魅力的なスピーカーに出会ったら、調整や、セッティングなどで如何様にも出来るはず。

もちろんサブウーファーやスーパーツイーターを足すことだって考えられます。

そう、スピーカーの鳴らし方は「愛こそが全て」。
私も毎日マイ・スピーカー愛してます!!

※AKTIVとは・・・
スピーカーのドライブ方法のひとつ。
スピーカー内のネットワーク(音楽信号を各帯域に分配する役目を持つ)を通さず、プリアンプ−パワーアンプ間のアクティブクロスオーバーで帯域分割し、アンプから帯域毎の信号を直接ユニットへ送るというもの。
効果としては、スピーカーユニットとアンプ双方が最大限力を発揮できるため、ユニットが動きやすくなります。またより正確で鮮度の高い信号を得られるため、スピーカーから音が離れ、音場感が増し、臨場感溢れる音楽再生が可能になります。
お客様宅では、AKTIV化したベースユニットが時間とともに動きだしたので、スピーカーの位置を壁から離すことでことで、もっと力を発揮し易くしてあげたということ。AKTIV化された場合は、必ず位置調整を行ってください!

(竹田)
2009年02月05日(木)

RIENZI 入荷


Verity Audio(ヴェラティオーディオ)の「リエンジ」が入荷いたしました。


ここ最近、「タミーノ」「パ−シファル」そしてラインナップ最大の「ローエングリン」とVerity Audioのスピーカーを一同に揃えてきました。


Verityの製品群はこれまであまり雑誌等では紹介されず、形は見たが音は聴いたことはない方が大半ではないでしょうか。


リエンジの発売は2007年の秋ですから全くの新製品ではありません。

スタイルは下位モデルの一体型モデル「タミーノ」と同じ形をしていますが、モニター部とウーファー部が分離したセパレート構造となっています。


また、上位モデルの「パーシファル」同様ウーファー部を前後入れ替えも可能で設置の自由度はましています。


仕上げもピアノブラック・シッカモアの2色あります。
入荷のモデルはシッカモア(つや無し)で仕上げの良さはなかなかのもです。
価格はぺア¥1470000(税込み)

サイズを越えた音場感.スケール感をぜひお楽しみください。
(花木)

2009年02月04日(水)

真空管・プリメインアンプ


最近、店頭で活躍しているアンプといえば・・・

鳴らしづらい・ドライブするのがどんなに難しいスピーカーでも、太いトルクと高い瞬発力で楽々と鳴らしてしまう OCTAVE V80。

セパレートアンプでも、かなりのコストとセッティングの手をかけないと、こんな音は出せません。

「真空管」で「プリメインアンプ」というカテゴリーにその秘密があるのでは?と素直でストレートな予測から、イタリアの UNISON RESERCH P-40のデモ機が店頭にやって来ることに。

ベネチアの「MURANO」ガラスをフロントパネルにあしらい、イタリア製らしくデザイン面でのこだわりが垣間見えます。「質実剛健」OCTAVEとは対照的なデザイン。ステレオサウンド誌での評価も上々で、期待したいところです。

個人的には、OCTAVE HP300(プリ)を中心にセパレートアンプ構成で鳴らす、爽快でフレッシュな音を自宅で追いかけていましたが、V-80 の圧倒的なドライビングパワーと安定感には心が揺らぎます。
今日も、PIEGA TC10X との組み合わせにひとり”鳥肌”状態・・・

ちょっと面白くなってきました、真空管プリメインアンプ。

価格帯も、違えば国も違うUNSON RESERCHは、どんな音を聴かせてくれるのでしょう?
2月11日まで店頭にてご試聴いただけます。

(金野)
最近の書込
[TOP]