SOUND CREATE EYES
2007年07月30日(月)

置物


ここ数日は、猛暑や雷雨でめまぐるしくころころと天候が変わりますね。
少し気を抜くと風をひいてしまいそうです。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

以前”天気が変わるとオーディオのセッティングも変える”という内容を書きましたが、昨日今日はセッティングをグズグズ変えている間に、天気も変わるめまぐるしい状態。落ち着きのない自分の性分が憎まれます。

さて、お店に遊びにいらして頂いた方はお気づきかも知れませんが、それぞれ試聴室のいたるところに、動物や恐竜の置物が置かれています。

「だれかスタッフにこういう置物が好きな人がいるんでしょう」
と尋ねられることもあります。

実は、これもセッティングの一つなのです。

スピーカー天板の端やアンプを置いているオーディオラックの角、床の上など、一見 適当にちりばめられている置物の数々は、営業前のセッティング時にその置き場所を吟味しています。

目に見えない”音”は、スピーカーから直接私たちの”耳”に届いているだけではなく、部屋の色々な場所にぶつかり、重なり、打ち消し合い、迷走した音と一緒になっています。

オーディオラックの角やスピーカー周り、部屋のコーナーなどで、音を適度に”拡散”したり”吸音”することで、驚くほど音が整い音像が浮き上がってきます。

動物や恐竜たちは”拡散”のために、ポイントポイントで配置しています。
特殊なものではなく、樹脂製で複雑なカタチをしていれば良い様です。

お部屋の雰囲気も変わって音も良くなる、おすすめの簡単なセッティングチューニングです。

(金野)
2007年07月29日(日)

マメマメ知識


前職で、イタリア人と接する機会が多くありました。
彼らは何しろよく飲み、よく食べる!
しかしながら、食材が新鮮で美味しいので、こちらもついつい食がすすんでしまいます。太陽に愛された国イタリアでは、ちょっと体重が増えても仕方ないかと、お腹の大きなおじさんや二の腕の立派なおばさまを横目に見ながら同じように食べてしまい、日本に帰ってから泣く羽目になったことは数知れず。

さて、そんなイタリアーノと食事をしたときのこと。
スプマンテ(スパークリングワイン)を開けて、楽しく飲んでいたのですが、食事が終わった頃にまだボトルに半分残っています。
無理して飲もうかと、グラスにつごうとしたら
「いいよ、いいよ。明日飲めば」
えっ?発泡酒のスプマンテを明日!?だって気が抜けてまずいじゃない!

こちらの驚く顔を横目に、キッチンに何をとりにいったかと思えば「スプーン」。
彼ら曰く、スプーンを逆さまにスプマンテのボトルにさしてそのまま冷蔵庫に入れておくと、気が抜けずに次の日くらいまでなら飲めるというのです。
うっそー!と思ったらお試しあれ。
なぜだかわかりませんが、弱くはなっているものの確かに飲める。
しかも、もしかしたら栓をするより意外と気が抜けていない気がします。
(空気を抜くタイプのものは別として)

これ意外と使える技で、これなら安心して一人でも二人でも1本開けられますね。始めに試すときは、あまり高いワインで試さないでくださいませ。
(竹田)
2007年07月28日(土)

葉巻


ごくたまにですが、気持ちと時間に余裕のあるとき葉巻を吸ったりします。

知人が一緒に酒を飲む度に吸っているのを見て始めました。
いまだに銘柄とか、サイズを覚えられないので自分で買うときはキューバのプレミアムシガーがほとんどですが、詳しい方に教わって試す初めて見るラベルの物や、ビンテージやエディションもののうまいシガーは特別な感じがします。
高価なものでも、お店によってはコンディションが悪く、がっくり来ることもありますが、管理をしっかりしたコンディションのいい物に当たったときは至福の時が訪れます。


専門店に行くと葉巻そのものも魅力的ですが、小物でそそる物がたくさんあって衝動買いを抑えるのに大変です。
特にライターは大好きなもののひとつですが、今までの経験上、どんなに気に入った物でも高価なものでも100%無くしてしまうので、買うのを我慢します。

今欲しい物はステンレスと革の質感が絶妙なDALVEYのシガーケースです。
シガーケースも色々あって、革製やステンレス製、ロジウムメッキやカーボン製の物など盛り沢山で、まるでオーディオのアクセサリーみたいです。


葉巻は、嫌いな方には全くダメな世界だと思いますが、興味があったら是非試されたらと思います。

フジイ
2007年07月28日(土)

夏空の昼下がり


一昨日から、雨空がふっとどこかに行き、真夏の空になってきました。
いよいよ、夏、本番になってまいりました。
みなさん、夏休みの予定などはお決まりでしょうか。

さて、真夏の昼下がり。
真夏をさらに、熱く、熱く、そんな風に、音楽を思いっきり聴いてみるのも、いいのではないでしょうか。

そして、明日の、サウンドクリエイトの、真夏の昼下がり。

明日は、オーディオ、ビジュアル評論家の、潮 晴男 先生をお招きして、新進アンプメーカー「Nuforse」でのイベントを開催いたします。
詳しくは、イベント情報をご覧ください。

上の写真は準備風景。

イベントの告知のようなブログになりましたが、こんな暑い昼下がりには、いろいろな楽しみ方があるのではないでしょうか。
暑いのは熱いと諦めて、暑さを味方につけるような、楽しみ方をしたいものです。

さて、明日はどんな、真夏の昼下がりになることやら。
皆様、お時間がおありでしたら、サウンドクリエイトの熱い昼下がりを、ご一緒に楽しまれませんか。

(三浦)

2007年07月26日(木)

ミリー・ヴァーノン「イントロデューシング」


米国の女性ジャズ歌手ミリー・ヴァーノンのアルバムは、作家の故・向田邦子さんの愛聴盤として話題になったジャズ・ヴォーカルの隠れた名盤なのだそうです。
復刻されて数ヶ月たつのですが、最近になってようやく手にいれました。

話題になったきっかけはというと、1977年クロワッサン誌に載ったその後のエッセー集「眠る盃」のなかでのこと、「水羊羹を食べる時のミュージックはミリー・ヴァーノンの(Spring is here)が一番合うように思えます。この人は、1950年代にたった1枚のレコードを残してそれ以来、生きているのか死んだのか、まったく消息の分からない美人歌手ですが、冷たいような、甘いような、生むくいような歌は、水羊羹にピッタリに思えます。」と記しています。

それを取り上げた特集が雑誌・TVで紹介され一部でこのレコードが評判になり知る人ぞ知る、長いこと入手困難な1枚だったのです。

向田さんが表現するその歌声は、クリス・コナーを彷彿させるちょっと憂いを含んだ歌声が魅力です。スタジオでの光景でしょうか、ジャケットの写真もなかなかです。

夏の夜、向田さんオススメの水羊羹を食べながら聴くことにします。水羊羹に合うかどうかはわかりませんが、向田さんが感じた感性の追体験をしてみるのもいいのでは。
(花木)

2007年07月25日(水)

山椒は小粒でもピリリと辛い


山椒はうなぎの蒲焼に薬味として使用するのがよく知られているのですが、
私はうなぎよりも、かも南蛮(そば)に薬味として入れるのが大好きです。

ただ、かも南蛮を注文しても、一緒に運ばれて来るのが七味だったりすると
本当にがっかりしてしまい、七味は入れないようにします。
だからといって、「山椒ありませんか?」などと野暮なこととは言いません。
多分そのお店がかも南蛮に合う薬味は、七味だと考えていると思うからです。

確か清少納言は「枕草子」の中で、「小さきものはみなをかし」
とコメントしていたように、私もそれに同感できる部分が少なからず
あるように思います。小さくてもピリリと存在感を示すもの。こういうもの
が私の見の回りに多かったように思います。

そんな中、私には今非常に欲しいと思う小粒があります。
それは、PIEGAのTS3とANTHONY GALLOのマイクロ サテライトというスピーカー。
前者は小型のブックシェルフタイプで、後者は球体のスピーカー。
特にTS3は、小さな体を精一杯使ってユニットを動かし、一方で、その
小さくても頑丈な体で、振動を受け止める。体には結構負担がかかって
いるはずなのに、平然とした表情で1クラス、いや2クラス上のゆとり
ある音を奏でます。サイズ的にはブックシェルフというより、
マイクロスピーカーというほうがふさわしいように思いますが・・・。

最近家族が増えて、それに伴い自分が自由に出来るスペースが手狭に
なってきたので、スペースに見合った小さいスピーカーが欲しくなった
ということだとおもっていました。

が、スピーカーはいくつも欲しいというただの物欲のようです。

(岬)





2007年07月23日(月)

友人と雨


最近すっきりしない天気、湿度も高くジメジメと何だか憂鬱な気分になってしまう日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私には、憂鬱な天気をよく連れ歩いてくれる友人がおります。その友人と出掛ける時は、必ずといっていい程“雨”。ほぼ朝から“雨”が降っていることが多いのですが、出掛け際まで晴れていても途中で嵐のような雷雨に見舞われたり等など、まさに“雨女”なのです。

先日、東京に友人二人が遊びにやってきました。もちろん“雨女”の友人も。
びっくり!!すごいすごいと思っていましたが、今回はなんと“台風”を引き連れてやって来ました。しかもこの時期にあんなにすごい大型台風。
かなり今回は楽しみにしていたみたいなのですが、気持ちに比例してしすぎではと…。

13日(金)の夜に東京入り、翌14日(土)東京散策、15日(日)正午頃に東京を出て帰宅というスケジュール。
14日は一緒に東京散策だったのですが、すごい大変でした。あの大雨の中、表参道を歩き、そのまま原宿へ。
結果、みんな“ベタベタ”。靴からズボンの膝下まで色は変わり、とても重くて寒い。少しでも暖まろうと、何度もカフェに入りお腹までも水分だらけ。夜は月島にもんじゃ焼きを食べに行ったのですが、水分の取り過ぎであまり食べられず…(泣)

でも、なんだかんだ友人と一緒に居られるだけで楽しめた一日でした。

15日の正午頃、帰って行った友人と共に台風も東京をそれていきました。恐るべし私の友人… そしてまた一つ私の中に忘れられぬ思い出を残してくれました。

**ニシ**

2007年07月22日(日)

ホロヴィッツ


 このブログをご覧の皆様、はじめまして、こんにちわ。私はサウンドクリエイトにアルバイトとして入って早々三週間になる黒川剛(クロカワツヨシ)と申します。こんなことを急に言うのもなんですが、まだパソコンもぜんぜん打てないのでかなり一文字一文字に力が入っています。どうぞよろしくお願いします。(ここまでで三十分経過・・・)
 
 初めてのブログということで今まで一番私の人生を変えた音楽LDと自分のことについて軽く話したいと思います。すいません。

 じつは私は幼稚園のときからピアノをやっていまして、かれこれピアノ歴が17年になります。※すみません。「ピアノをやっている黒川」で覚えてください。じつは外見からは、絶対にピアノをやっているとは思わないらしく、このサウンドクリエイトのみなさんからも「うそー!!」と、目を丸くして驚いていますし、いままでずーっとそんな感じですので(泣)

 高校大学では、専門的に音楽を学びました。クラシック音楽です。とは、いいつつも高校のときはどちらかというとバンドばかりやっていて、クラシックなんて聴くわけないじゃーんって感じでして、高校のときは毎日音楽スタジオでバンド練習の毎日でした。

 そんなことをしていて、大学をどうするかの時期に入り、正直音楽は好きだけどクラシックじゃなくバンドと決めていたときに私を一気にクラシックへ押し進めたのがあります。

   〜ザ・ラスト・ロマンチック/ホロヴィッツ〜

 この曲は私がいった大学で聞きました。高校三年の夏期講習会のときです。もうバンドでいくのを決めてはいたのですが、当時の高校のときの先生に無理やりその講習会に連れて行かれました。やる気もないのに連れて行かされたので大学内でどっかに逃げるところはないかと思い逃げてきたのが、オーディオ室でした。しかし、そのまま講習が終わるまで待っているのも暇なのでなんか聴いてみようということになり、手に取ったのが〜ザ・ラスト・ロマンチック/ホロヴィッツ〜であります。

(まず図書館のように聞きたいものを用紙に選んで受付に渡します。そのときは実は何でもよかったから適当にを選びました。
  受付に用紙を渡し、ものが出てきたときビビリました。当然CDがくるかと思いきやLDがきたので。(デカすぎる!!!)※当時LDを知らなかった私。LDがきて動揺したらかっこ悪いので「そう。俺が求めてたのはLDだ。」なんてやせ我慢をしたのを覚えている。)

 まず、曲目を見て、自分が聞いたことがあるCHOPINのスケルツォ一番を聞きました。

 まず出だしの音の強さに引き込まれました。自分の中でピアノがあんな音が出るなんて考えられない。そしてその迫力のまま突き進み、自分の体が石のように固まり、あまりの衝撃に音楽と自分しかそこにはなくなっていました。私の魂が抜けていくかのような衝撃が体を走りました。

 そして中間部。急に曲調が変わる中間部の前で、まずゆっくりと時が流れ出し、素晴らしい流れで中間部に入ります。そして嵐によって何もなくなった荒れた野原にすてきなお花を一つ一つ植えていきます。そしてその美しい花たちが互いに寄り合ったり、温かな春のような風になびいたりして花たちが幸せそうに、ゆらゆらと増えていくのです。そしていつの間にか、野原にはたくさんの色とりどりの花でいーっぱいに溢れていくのです。その美しいホロヴィッツの音楽に初めて音楽で涙が溢れ出し、自分の体が自分のものでは、ないように奪われていきます。

 そして終焉。最初に増してものすごい迫力でこれでもかってぐらいFINALEを飾ります。持っていかれた魂と体が大爆発するかのように弾け、すべてを、全部を、音楽にゆだねて終わるのです。


  曲が終わったとき、私の人生すべてが変わりました。もうそれからはクラシックばっかりになりました。(私のブログは、これからクラシックばっかり語ります。)私がこのサウンドクリエイトでオーディオをやってみたいというのもこのホロヴィッツの演奏に出会わなければそんな考えは生まれなかったのです。

 私はこれからサウンドクリエイトで、お客様が、そんなオーディオでの素晴らしい出会いのきっかけになれるよう頑張っていきたいと思います。

(黒川) 

2007年07月21日(土)

もっと広げたいです、輪


気の合った仲間や、同じ趣味の友達。
たくさんの時間を共に過ごし、一つの事柄に共感したり意見をぶつからせたりできる友人が、何人いらっしゃいますか?

仕事柄、同じ趣味を持つ(オーディオやシアター)方々と毎日接しています。
すでにお店にいらしたことのあるお客様からのご紹介も多く、少しずつですが”輪”が広がっているのを実感しています。
私たちのご紹介が「縁」で始まる人間関係の”輪”ももっと広げていければ、きっと楽しいだろうに・・・


開店当初からのお客様 F様は、クラッシックがお好き。お店に遊びにいらした時には、最近聴きに行ったコンサートの話や以前感動した演奏の様子など、よくお話しをしていただいています。CD・LPのライブラリーは相当数。

一方、映画好きが高じて”音”に目覚め 2chオーディオに傾倒。最近とうとうアナログプレーヤーにのめり込み始めてしまった Y様。音楽はやはりクラッシックがお好きで、最近よくコンサートに行っていらっしゃる(去年は何と107回も!!)。

少し前から気がついていたことですが、
お二方のコンサート話をお聞きしていると、「あれっ?同じコンサート!?」ということが1度や2度ではない頻度なのです。

お節介だし思い込みなのですが、「きっと良いお友達になれる」と一人で盛り上がり、共通点をあげてみて確信。

オーディオチェック以外で聴くディスクや、学生時代のブラスバンド経験、音楽に接する情熱と距離感・・
「いつかお二人をご紹介してお話をする機会を作るべき」
と、なぜか使命感のようなものまで芽生えてきたくらいです。

そして今日偶然にもお二人がご来店!

結果は思ったとおり!

初めて会ったにもかかわらず、まるで20年ぶりの旧友が再開したかのような話の山。次から次へと話題が途切れず、その場に一緒にいるだけで楽しい時間が過ぎていました。
音楽の趣味が合っていただけでなくお二人が同世代であったこともあり、お仕事やご実家のお話、食べ物のお話など、話題はとどまるところがありません。

嬉しく楽しい、そしてちょっとうらやましい時間をご一緒させて頂きました。

F様、Y様、どうもありがとうございます。


(金野)
2007年07月20日(金)

北国を常夏の楽園に


昭和40年、東北の田舎町。
黒いダイヤと呼ばれた炭鉱で栄えた町。
石油時代になり、需要が低迷。
斜陽産業となってしまった炭鉱の失業者を救うべく、湧き出る温泉を利用して、町に突然、「ハワイ」が出来たのでした。
常磐ハワイアンセンター。
当時は勿論、ディズニーランドもなくテーマパークも存在しなかったはず。
今みたいな、スパリゾートなんて影も形もなかったでしょう。
常磐ハワイアンセンターと聞くと古臭いイメージがあるかもしれませんが、最近、続々と誕生しているスパリゾート、温泉施設の走り、パイオニア的存在なのでは。


炭鉱の町とフラダンスにかける情熱、ハワイアンセンターを舞台にした映画が「フラガール」

炭鉱で育った少女、紀美子(蒼井 優)のけなげな姿勢とフラダンスに対して芽生えた情熱、人生を諦めかけていたプロダンサー、平山 まどか(松雪 泰子)が少女達の情熱、に心をひらいて夢を持つ大切さを思い出す。
炭鉱夫の誇りを捨て切れず、ハワイアンセンターに反対していた人々も、やがて少女達の夢を実現しようとする姿に協力をしていく。
紀美子の兄役(豊川 悦司)の普段あまり見ることのできない、方言丸出しの三枚目。
紀美子の母(富士 純子)の厳しく、優しい、凛とした母の姿勢。
みんなから見守られて、ハワイアンセンターはオープンするのでした。
そして、最高の見せ場のフラダンスが始まったのです。

人間ドラマだけではなく、フラダンスという華麗なるリズムと色彩を本当に上手く引き出した映画だと思いました。
そしてこの映画のもう一つの見せ場は、最後のフラダンスシーン。
特に、ソロで踊る場面はダンスの躍動感を見事に感じることが出来ました。


この映画を通して、北国の常夏の国、ハワイを知りました。
(何故、ハワイアンセンターにしたかというと、当時、海外旅行は高嶺の花であり、当時行ってみたい外国ナンバーワンがハワイだったそうで、そこに着目したそうです)

(三浦)
2007年07月19日(木)

ウッドストック


久しぶりにウッドストック見ました。

ヒッピーに代表される60年代の象徴でもあるウッドストック・フェスティバルが開かれたのが、1969年8月15,16,17日の三日間。
正確に言うと開催されたのはウッドストックではなく、その近郊のニューヨーク郊外べセルの丘でした。

今でもその土地に記念碑があり、毎年多くのロック・ファンがつめかけています。当時は内外においてベトナム戦争の是非が問われ、そんな風潮の中、”愛と平和と音楽の3日間”という名目の元、昼夜関係なく続けられ、世界平和の祈りを音楽に託し、ともに歌い、ともに踊るという歴史的フェスティバルです。
観客は40万人を超えたとも言われ、英米からたくさんのミュージシャンがノー・ギャラで集まりました。
ジョーコッカー、ジャニス、ザ バンド、グレイトフル・デッド、CCR、ジョーンバエズ、スライ&ザ・ファミリーストーンなどなど、

サンタナはこのウッドストックでのパフォーマンスによって一気に名声を得、ジミー・ヘンドリックスが最終日に弾いたエキセントリックな”アメリカ国歌”はジミーを伝説と化し、ザ フーやジョーコッカーの演奏なども個人的には大好きです。

1969年は、この前後にも、ストーンズのブライアンの死やオルタモントの悲劇、クリムゾンのデビューによるプログレのスタートなど、ロックにとって重要な年なんだと改めて思いました。

フジイ

2007年07月18日(水)

マルチェロ・マストロヤンニさま


・・・好きです。
あなたのどこが好きか言葉にしようと思うと、とても困ります。
「プレイボーイ」だけど「3枚目」。
「神経質」かと思うと「はちゃめちゃ」で。
「おかしくて」やがて「かなしくて」。
息子のようで、近所にもいそうで、親戚のおじさんのようで、ダメな兄のようで、恋人のよう。
なぜか「父」と思わないのは、圧倒的に「母」の強いイタリアの国の人だからか。

先日、マストロヤンニのドキュメンタリー映画「マストロヤンニ 甘い追憶」を観てまいりました。もともと好きでしたが、もっと好きになって、今もう亡くなっていないことが切ないです。
電話魔で、靴が好き。お母さんの作るインゲンのパスタが好物で、財産よりも日当のことを気にしていたというマストロヤンニ。
ドキュメンタリーの中でインタビューを受けるどの人も、みんな愛情たっぷりに思い出を語り、そして皆肩をすくめて「淋しくなった」ともらす。
それが、つい昨日のことを話すようなエピソードばかりで、偉大な人や立派な人は世の中にたくさんいると思うけれど、あんなに周りの人に愛された人は他にいるだろうか、と思う。
絶対いないけれど、どこかに居そうな普通さを持って、愛嬌一杯で、そこがなんだか「哀愁」に感じられたりするのでしょう。
私が思う「イタリア」は、まさにマストロヤンニのようであって、少しくすんだ青の、泣き笑いのような空を思い出します。

「喜劇も悲劇もどちらも完璧にできる」とは、共演したフィリップ・ノワレの言葉。
人生には「これは喜劇」とか「これは悲劇」とか分別されず、一遍に喜びも哀しみもやってきます。
高校の頃、祖父が病気で亡くなったときに、あまりに悲しくて病室でわんわん泣いて、泣き疲れてお腹がすいて病院の売店でクリームパンを買って食べたことを時々思い出します。
悲しくてもお腹がすくんだ・・・とぼーっと思いましたが、後で考えるとおかしなことをしたものだと思います。
マストロヤンニにの映画には、馬鹿馬鹿しくておかしな、ちょっと哀しいけれどうんと楽しい「甘い人生」が見えるから、好きなのかもしれません。
(竹田)
2007年07月16日(月)

テンシュテットのマーラー


ここ数ヶ月間オープン前、各フロアの音チェック用ソフトとして大活躍のCDがブーレーズのマーラー5番です。
第一楽章、葬送行進曲のトランペットのソロで始まる3連符のリズムから全オーケストラでクライマックスを作り上げる爆発的な音楽はブーレーズならではです。
まずはこの冒頭部分が、うるさく聴こえるか聴こえないかの判断で細かい調整に入るようにしています。
ブーレーズだけにこのフレーズは耳にたこができるほど耳馴染みになっていますが、マーラーというと一番に思い起こすのがテンシュテットのマーラーなのです。
テンシュテットを初めて聴いたのは、多分88年頃だと記憶していますが、ロンドンフィルとの何回目かの来日公演をTVで放映したものだったと思います。
声帯の癌を克服しての来日公演がそうさせてのかわかりませんが、その時のワーグナーの壮絶なまでの名演が、いまでも脳裏に焼きついています。
その演奏がきっかけとなりその後、テンシュテットのマーラーに出会ったのです。
77年から88年までにEMTに録音されたマーラー交響曲全集の録音は、それ以前、それ以降、現在に至るマーラー録音史において個人的には不滅のものだと
思っているのですが。

マーラーの5番に関しては他に、84年の大阪フェスティバルホールのライヴ盤もあり、第5の光と影を見事に描いた、テンシュテットの中では外せない一枚です。
こうしてあらためてテンシュテットの演奏を聴いていると紛れもなく、フルトヴェングラー、クレンペラーが築き上げたドイツ音楽の正統な継承者であることが伝わってきます。
(花木)
2007年07月15日(日)

幸福


私は、毎朝朝日新聞をもって電車に乗り込みますが、読む読まないはその日の
気分次第。また、なぜ朝日新聞かというと、特に理由あるわけではなく、
千葉に引越しをしてきた時、一番先に営業に来たのが朝日新聞であった
というだけ。

その朝日新聞を今日は電車の中で読むことにしました。日曜日の記事で
「大切な本」という記事があり、ある人の生涯での大切な本について
紹介をしています。その記事が結構好きでよく読んでいますが、今日の
内容が非常によかったので、ご紹介です。

以下に本文を抜粋します。
「○○先生は、本当に考えがブレませんねぇ。」と言われることがある。
実はそうでもなく、人並みに迷う。でもいろいろな人からそういわれるので
、自分でも「なぜだろう」と考えてみた。すると高校時代に読んだ本の影響
が大きい事に気がついた。(中略)中でも、三木清の『人生論ノート』に
書かれた幸福論は、私の価値観の柱になっている。「愛するものの為に
死んだ故に彼らは幸福であったのではなく、反対に、彼らは幸福であったが
故に愛するものの為に死ぬる力を有したのである」
 最近子供たちの学習意欲が乏しいと嘆く人は多い。だた、それは別に
不思議なことではない。学習しろと言われても、それが自分を幸福に導く
ことではない事を、大人を見てしっているからだ。父親は残業、子供は塾、
母親はその調整にヒステリックに走り回る。家族団らんが絶えて久しい。
この状況で意欲が出るとすれば、その方が怖い。


この本は、今でも書店で継続的に販売されている本で、成人の日とかその
あたりで「二十歳になったあなたへ」のようなキャッチコピーで書店の
店頭に並んでいます。
私も予備校時代に読んだことがありますが、内容が難解で途中で読むのを
辞めてしまったのを覚えています。

今日この記事を読んで、(この本を読みきることに)またチャレンジ
したくなりました。

私は自分が幸福になる為に某タイヤメーカーを退職し、この会社に転職
してきました。当初は自分だけの身勝手で、非常に子供じみたことだと
思っていました。でもこの記事を読み、自分が幸福であることが、何かとても
大きなエネルギーを生みだすのではと感じ、今はこの選択はそれほど
子供じみたものでもなかったのではと思うようになりました。

良い音と音楽に包まれた生活は、私にとって非常に幸福なはず。
毎日VIVIDに、「音学」ではなく、「音楽」で行こう。
そして、新しく加わった家族の為にも、大きなエネルギーを生み出して
行きたい、私のなかで少し何かが変わったような、幸福な一日でした。

(岬)

2007年07月14日(土)

あの時の


休みを利用して人のまばらな代々木公園にて友達と楽器(パンデイロ)遊びをすることがあります。

で、ごくたまにですが話しかけられる事もあるわけで。

話しかけてくる人曰く
「それ、音おもしろいですね」とパンデイロに興味を示す人。
「レゲエの大会で優勝しなくちゃいけなくて、またあしたからジャマイカで修行なんですよ〜」や「手相の勉強してるんです〜」など様々。

なかでもコアな方なんですが、「それ、音おもしろいですね」とパンデイロに興味を示した人なんですが「どこの国の楽器なんですか?へー、ブラジル?私、来週からブラジルに布教に行くんですよー。いま、世界ではすごい奇跡が起こっていて・・・」とワールドワイドな会話にも遭遇。

ひとしきり叩き終わったあと、荻窪にある音楽が楽しめるbarへいってきました。

ブラジル関係のお店では決してないけれど、いろんなミュージシャンのきっかけになりたいと思って運営されているお店。(がんばってください)

この日はあいにくの悪天候の為と水曜日ということでお客さん2名。

オーナーさんは音楽活動を30年続けられているそうで、持ち歌が500曲あるとかないとか。

そんな人と1曲だけパンデイロでセッション(というか好き勝手に隣で叩いていただけ)をしてしまいました。

いや〜、適当とはいえ緊張しました。

でも良い刺激になりました。

シンプルな感想として、一人より二人で演奏するのは楽しく、全く聞いたことのない曲、演奏したことのないジャンルへの挑戦となるとまた格別。

たいしてうまくないのに終わったあとはまるで巨匠の気分でした。

時計はまわり、客としているのは僕と友人だけとなり、マスターと3人で軽く飲みながら話をする。

友人にも簡単にパンデイロをレクチャーし、自由に叩かせていると「できない〜」とか「くやしい〜」とか言いながらも、パンデイロを叩くのをやめない姿に感銘をうけた。

僕が初めて楽器をさわったときもこんな風だったのかな。とパンデイロと初めて出会った時の興奮を思い出しつつ、改めて素晴らしい楽器であることを認識した一日でした。


結論。
初心忘るるべからず。

そして、
終電逃すべからず。

              東野
2007年07月13日(金)

九十九里浜


先日ご納品でお邪魔させて頂いたお客様にお聞きした話です。

お客様のご自宅は千葉の九十九里浜に程近い、一宮海岸。
新築のご自宅は一風変わった作りで、数戸の貸し部屋を擁する大き目の建物。

リビングにプロジェクターを使用したシアターをご導入となりました。
インストールをしながら色々とお話を伺っていると

サーフィン(波乗り)に真剣に取り組んでいる方々は、プロ・アマ問わず、基本的に毎日練習するそうです。
「1日さぼると1週間分へたになる、半年休むと一からやり直し」というくらい、身体の感覚をキープし続けなければいけないそうです。(何てストイックなんでしょう!)

毎日海に入るには、住んでしまうのが一番。
ということで、九十九里浜近辺でサーフスポットまで徒歩圏内はサーファーの為の賃貸住宅の需要が非常に高いそうです。
さらにお話によると、九十九里浜は”日本で一番レベルの高いサーフィンスポット”だそうで、切磋琢磨してレベルアップを志すプロ選手が多く移住してくるのだそうです。
アマチュアのほとんどのサーファーは、6時くらいから2時間ほど波に乗ってから出勤。東京駅までは電車で1時間の通勤圏。

そんな条件の揃ったスポットに目を付けて、一念発起でお勤め先を退職し、”サーファー賃貸ビジネス”に転向!
趣味が転じて仕事になるとはよく聞くお話ですが、かなりの思い切りが必要ですよね。
お部屋は常に空きが無く、順調だそうです。

お客様も趣味でサーフィンをお楽しみで、毎朝4時から海に入って浜風のない一番良い状態の波を独り占め。
日が暮れると、お酒を片手に居心地の良いリビングで静かに映画を観る・・

あぁうらやましい、九十九里浜。

(金野)




2007年07月12日(木)

マルティン・シュタットフェルトくん


6月22日、すみだトリフォニーホールに出かけてきました。
愛しの若手天才ピアニスト、マルティン・シュタットフェルトくんに会うためです。
昨年も同じホールに、彼のデビューCDでもあったバッハのゴルトベルグ変奏曲を聴きに行って参りました。
約1年ぶりの再会。今年は2夜連続で、ソナタの夜と協奏曲の夜でした。
ここ1年すっかりどっぷり大編成好きになった私は協奏曲の夜をチョイス。
チケットは1月の時点で予約済み。ほぼ中央・前から4列目。
オケで4列目というのはいかがなものかというありがたい意見をよそに、ここまで前方の席に座ったことがない私としては、「楽しみ」の一言意外にありません。
どんな夜になることでしょう。

さて、・・・コンサートの経験・クラシック音楽への理解が浅い私が、この場で率直な感想を口にしてしまうことは、怖いことでありますし、よくないことであるかもしれません。
でも、怖いもの知らずを盾に書いてしまいます!よく分かっていない者の戯れ言くらいに読んで下さいませ。(いつもそんなことばっかり言って好き勝手書いていますね。)

率直に言って、いいバランスの協奏曲ではなかった、と思いました。
そもそもピアノ協奏曲がどう演奏されるものなのか未だあまりわかっていないので、何ともいえませんが、ひとつの曲として成立することを考えるなら、あまりピアノが際立ち過ぎるのも違うかなと思ったり・・・。でも無個性でも面白くないし・・・。
4列目ということがもちろんありますから、それを考慮に入れるのはもちろんとして、1曲目のバッハ「ピアノ協奏曲第一番」の3楽章のあたまでは「あれ?もしかして今ずれた?」というようなこともあり、シュタットフェルト君、もう少しオケの音を聴いて〜というようのが第一の感想でした。
ただ、ピアノの音色はもう本当に美しくて、演奏している本人自ら陶酔するほど。(多分)上手でなかったから格好悪いですけど、それはそれは素晴らしかったですから!
たぶん、勝手な見解でいくと、シュタットフェルト君、ありあまる力をまだうまくコントロールできていないのでは?と考えます。それはピアノの技量ということではなく、協奏曲のバランスや音楽的な理解という面で。(私に言われたくないというのは重々承知)
なぜそう感じたかというと、なんと1曲目と2曲目の間の休憩を挟む前にアンコールがあったのです。曲はピアノソナタでバッハの「幻想曲ハ短調BWV906」。合間にアンコールですから、もちろん2曲目の後にもアンコールがありました。最後のアンコールはコンチェルトで。
合間のアンコールは予定外だったのでは?というのは老婆心ですが、シュタットフェルト君がとにかく弾きたくて弾きたくて仕方ない!というのがビンビンに感じられました。
本当に大好きなんだと思います。弾くこと、ピアノの音色、音楽、すべて。
パッションを惜しみなくぶつけている。だから曲のバランスや音楽性に、彼のピアノの技量や気持ちが勝ってしまうのでは?と感じます。
ただ、そうたくさん聴いているわけではないですが、これだけ力と情熱を持っている人はやはり稀少な人なのでは?と思います。

以前の掲示版でこちらも若手のJAZZピアニスト、オースティン・ペラルタ君について書きましたが、同じことを感じたかな。
ただ、ペラルタ君の方が音楽に対しては、少し大人で冷静な感じがします。

先日高校時代以来、世阿弥の「風姿花伝」を手に取りました。
久々にページを繰ってみると、以前はしっくりこなかったことが分かるようになった気もします。自分の色々な場面に当てはまることもありますし、シュタットフェルトくんにもやはり当てはめてしまいます。大きな才能の花を持った彼には、どんどん人前に出て批判も賞賛も浴びて、たくさん紆余曲折してほしい。
大きな可能性を秘めている人はやはり美しくて見ていたい。ただ、スクスク育つのもいいけれど、悩める姿も見たいと思うのは・・・30歳手前のオバサン・・・基!大人な根性からなのでしょうか・・・。
※ちなみにブレブレの写真は、奥にTシャツ姿で座るのが彼シュタットフェルト君ですが・・・
(竹田)
2007年07月11日(水)

散髪


一番長かった時は腰まであった長髪を、ばっさり切ったのは約一年前のこと。
その時も美容院で切りましたが、ここ数年は、自分で髪を切ることがほとんどでした。

極端に癖毛なことと、美容師(理容師)さんとのコミュニケーションが苦手なこともあり、出来るだけ髪は切りたくないのですが、そういうわけにも行かず何度か、美容院に通いましたが、ふとしたことで、散髪屋さんに行くことにしてみました。

思い出してみると、散髪屋に行ったのは小学生以来。中学の頃から美容院に行き始めたので、随分昔のことです。

まず驚いたのがシャンプー。
美容院は、仰向けになり顔に小さなタオルをおいてシャワーが顔にかからないようにそっと洗いますが、散髪屋さんは座ったままいきなりシャンプーです。
そして、そのままうつ伏せになり、シャンプーを洗い流すわけですが、なんとなくボーっと目を開けていたので洗い流したシャンプーがそのまま目に入ってきて、びっくりしました。当たり前といえばそうなのですが、油断していました。

大人になっての初散髪屋ですから、さらに髭(顔)剃りも初体験。
顔はそんなに毛深くないはずですが、口の回り以外は剃ったことないわけで、かなりすっきりした気がします。熱いタオル顔につけた時のあの感じは、散髪屋さんならでは、と感じました。

大人の男性なら誰でも当たり前に体験していることだと思いますが、あらためて体験するとかなり新鮮だった休日のひとコマでした。

フジイ
2007年07月09日(月)

夏の風物詩


早いものであっと言う間にもう7月。もうすぐ梅雨も明け夏はすぐそこまでやって来ています。寒さが苦手な私にとって、夏がやって来ることはとても待ち遠しい限りです。

楽しいことがいっぱいの“夏”。そんな夏の風物詩と言えば、やはり“花火”でしょう。昔はよく花火大会に行っていました。
おもわず“わぁー”と声を上げてしまう美しさ、花火が上がったときの“ドドーン”と胸に響く音。そんな花火を見る為には、やはり良い場所でと花火大会の日には早朝から場所取りに行っていました。

私の地元は名古屋で、大きな花火大会もあるのですが「もっといっぱい花火が見たい」という衝動にかられ、少し足をのばして大阪へ。
当時(今も?)はPLの花火大会はかなりの花火(10万発ぐらい)を打ち上げてい、“行かなくては”とすぐに候補地が決定。
友だちと場所取りなどもあるため計画を立てた結果、早朝4時ぐらいに名古屋を出発することに。
7時ぐらいには大阪に到着、ビールなどを沢山買い込みクーラーボックスに詰め込み食料なども調達。あとは場所取りをし花火大会を待つばかり。
当日はかなりの暑さで、花火大会が始まるまでかなりのビールを飲み周りの知らない人と大宴会。はしゃぎ過ぎました…(泣)
花火大会が始まり周りも花火に夢中になり花火の音以外は聞こえない暗闇の中“ドドーン”とあまりに心地よく胸に響く音。気が付けば花火大会は終わり、みんな帰り支度を始めていました。
…。
やってしまいました。
今思い出すだけでも悔しい、寝てしまうなんて…。
途中までの記憶あり、フィニッシュの花火は友だちの携帯で。

それからは、花火大会の場所取りはせず花火は立ち見。
立って見ても、座って見ても“綺麗なものは綺麗”ということで(笑)
“たまや〜”“かぎや〜”

【豆知識】
“たまや〜”“かぎや〜”という掛け声は江戸時代の花火業者「玉屋」と「鍵屋」を応援するための掛け声ということはご存知の方は多いと思います。
では何故「玉屋」「鍵屋」?
それは、古川柳に「花火屋は何れも稲荷の氏子なり」という一句があり、これは鍵屋の守護神であるお稲荷さんの狐が、一方は鍵をくわえ、一方は玉をくわえていたところから、この鍵をとって創業の際に屋号にしたことを詠んだもので、当時花火屋といえば鍵屋を指し、鍵屋の七代目が番頭の清七にのれん分けする際、玉屋の屋号を与えたのも、もう一方のお稲荷さんがくわえていた玉にあやかるようにと屋号が決まったそうです。

**ニシ**
2007年07月08日(日)

バンジョーと甘い歌声


バンジョーを始めて目にし触れ、生で聴いたのは、今から十数年前のこと。
ボブ・ディラン好きの友人が趣味で始めたレコード収集が功を奏して始めたカントリーロック専門のレコード店。
そこに置いてあったのがバンジョー。
当時、カントリーには程遠い私には、その丸い胴体で5弦の楽器が???
興味本位でバンジョーを触っては、友人にカントリーとバンジョーの薀蓄を聞かされ、なるほどと思いながら、すこしづつ引き込まれそうに。
お店が暇なときは友人の上手とは決していえないバンジョーの演奏を聴いたりと。
ほんの少しではありますが興味を持ち、カントリーのCDなどを買っては聴いたものでした。


それから、長い月日が流れ。
お客様のお宅で、ふと聞かせていただいたCD。
「ALISON KRAUSS AND UNION STATION」の(LONELY RUNS BOTH WAYS)。(ALISON KRAUSSはブルーグラスのフィドルの名手であります。5歳からバイオリンを始め8歳のときにはブルーグラスを演奏し始め、19歳でグラミー賞を獲得しました)。

久しぶりに聴いた、バンジョーの音色とエキサイティングなソロ。
バンジョー、ギター、フィドル(バイオリン)、マンドリン、ベース、と5つの弦楽器の掛け合いと、甘く切ないボーカル。
カントリーとは少し違う、前につんのめるような独特なハイスピードのリズム。
楽しさと悲しさと懐かしさが詰まったこのアルバムを、早速、買い、今ではお気に入りの一枚になりました。
(特に、1曲目のGRAVITYと12曲目のDOESN`T HAVE TO BE THIS WAYは、甘く切ないです)

そういえば、十数年前、友人からよく聴かされていたのが、ランブリング・ジャック・エリオットと名バンジョー奏者、デロール・アダムスの「ランブリング・ボーイズ」だったと思い出しました。


これから、バンジョーとカントリー、ブルーグラスに少しハマッテみようかなと思います。
(三浦)
2007年07月07日(土)

AKURATE TUNER


めっきり最近では見かけなくなった単体のFMチューナー。
内外数社でわずかに残るのみで高級機の部類は全く選択の自由などなく寂しいかぎりです。いまの時代FMは車でよく聴かれることはあってもソースの一部として家庭で腰を据えて聴く人は少ないことでしょう。
歴代の銘機と呼ばれる憧れのモデルはマランツ10B、セクエラ、ケンウッドL-02Tなどを思い浮かべますが、どれも高嶺の花でおいそれと手の出せる金額ではありません。
よほどのマニアでない限りチューナーなんぞにここまでかけるかとおおもいでしょうが、ひとたびこれらのチューナーで聴いてみるとライブ放送などは、ライブ感のナマナマしさに驚かされます。
明らかに廉価のチューナーとは雲泥の差です。

現役モデルはアキュフェーズのT-1000が国産モデルにはあり好評のようですが、海外モデルとしては今回LINN からFM/AMチューナー・AKURATE TUNER (価格未定、25万前後か?)が発売されます。
LINN のチューナーの歴史も古くクレムリン、クドス、ペキンと続く今回のAKU/TUNERです。最終ペキンが生産終了になり1年のブランク後の発売ですからFMファンの方には期待大です。
トップモデルであった伝説のクレムリンの音を凌ぐのか、またどんな音を聴かせてくれるのか楽しみです。
(花木)

2007年07月06日(金)

SIGN


最近ブログを掲載するのがすごく久しぶりのように感じます。
回数はそれほど減ってないと思うのですが・・・。

本日のテーマは「SIGN」。
小・中学生の頃、野球をしていましたが、私がサインという言葉
を初めて使用したのが、所謂野球の攻撃を監督が指示するときの合図。
または、捕手が投手に対して球種を要求する時の合図。
色々難しいサインがありました。少年野球の当時はすごくシンプルで
監督が帽子のつばをさわったら盗塁、胸に手を当てた後に打てのポーズ
がでたらヒットエンドラン。

中学になると、監督のサインも相手チームに解読されるとまずいので
複雑になります。サインの前にキー(かぎ)になる動作が含まれる
ようになります。

たとえば、手首を触った後の動作がその時の指示となります。
具体的には、帽子のつばを触った時が盗塁のサインだとして、
監督が、鍵となる手首を触ったすぐ後に帽子のつばをを触ると
それは盗塁のサインとして成立する。

逆に言えば、そのときのサインは監督が手首を触った後にする動作
が示すものとなります。

話は変わりまして、つい先日待望の第一子が生まれ、本日ようやく
病院から退院して、我が家にやってきました。
今日は見ていると退屈しないので、しばらく眺めていたのですが、
私の妻はすでに生まれてから5日間もずっと一緒にいるので、
話すことが出来ない子供のして欲しい事が分かり始めているようです。

指をくわえるしぐさをするとお腹がすいた、等々。
多分これから話が出来るようになるまで、監督は色々なサインを
われわれ夫婦に要求してくるようになると思いますが、何とか確実に
要求にこたえられる良い選手になりたいと思います。

(岬)
2007年07月05日(木)

9回2アウト


前回のブログで「ヒーローは遅れてやってくる。」
と、お伝えしましたが遅れてくるものがもうひとつ。それは筋肉痛。

そしてさらに、ヒーローや筋肉痛以上に遅れてやってくるのが「ブログの神様」だと今日確信した。

今日はブログ担当の日。でも全く思いつかないどころか、ネタの気配すらないまま仕事が終わり、原稿締め切り間近のイササカ先生の如くスランプの文豪気分を体験しながら帰りの電車に乗る。

「全くネタが思いつかない!」

世に名を馳せる文豪なら「スランプ」と切れ味のいい言葉で片付けることができるのですが、一小市民の僕には全く縁遠い言葉。

そんな焦りとリミットに追われお疲れパワーが充満する帰りの電車の中、考えたけれど思いつかない。

いつも長く感じる自宅までの帰り道・・・全く思いつかない。

道に寝転んでいるネコ・・・。 これじゃただのダジャレだ・・・

と、半ばあきらめムード漂う帰り道、家まであと半分くらいまでの距離、一昨日Amazonで買ったCDが届くことを思い出した。

「そっか〜今日届くんだったなぁ、ネタになるかなぁ」

と、淡い期待を込めて足早に自宅へ向かう。

どうでもいいのだが僕の場合だけだろうか、なぜかAmazonの商品は本人不在だと無造作に玄関のノブにかけておいてあるのだ。

そしてブログのネタを考えることすら忘れかけて無心で歩き、家の玄関が近づいてくると案の定ドアノブに袋が掛けてあるのが遠くから見てわかった。

「あっ!やっぱり届いて・・・た??」

と、近くに行ってわかったのだがいつもと明らかに違うビニール袋。しかも同じ様な袋が隣の部屋にも、そのまた隣の部屋にもあるじゃないですか!!

恐る恐る中身を確認してみると、なんと!
なぜかさくらんぼが9つだけ入っていました。
その袋の中には紙の切れっぱしに、

「お裾わけです。」

とだけ一言。名前はなく・・・・。一体誰??
しかもなぜ9個・・・。そこまでくれたのだからくぎりよく10個でもいいんじゃないか・・・・な。

と、あまりの突然のお裾わけに驚き半分、感謝の気持ち半分で冷蔵庫の中にしまったと同時に

「ネタ出来た〜!」

この時、ブログの神様は確かに存在して9回2アウトまで追い込まれていた僕をさくらんぼ9個と「お裾わけです」という置手紙とともに救ってくれたのでありました。めでたしめでたし。

                           東野




2007年07月04日(水)

筋肉痛


梅雨といっても、なかなか雨の降らない今年の空模様。

今週は、晴れ間を狙って久しぶりに自転車を転がしていました。

数年前に意気込んで購入した、KLEIN Attitude(マウンテンバイク)。
手元に来た時期は嬉しくて、毎日のように通勤(その頃は実家から約12km)していたことを思い出します。

その後、引越しや子供の誕生などで、数年間放置・・
仕事が多忙になるにつれ、ハーレーのSpotsterを手放し、自転車通勤には遠い現在の自宅に移ってからはその存在も忘れかけていました。

休日の朝、水垢が目立ち始めた車を磨こうとガレージでゴソゴソしていると、久しぶりに”目が合った”のです。KLEINと。

手にしていたスポンジとブラシバケツを、錆落としとチェーンオイルに持ち替えて、早速メンテナンス開始。
さすがに数年の汚れはただものではなく、チェーン回りのクリーニングとグリスアップで午前中をまるまる費やしてしまいました。
腹ごなしの後は、近所の”サイクリングセンター”なる自転車店でタイヤのインナーチューブを入手して空気も適正気圧に。

考えてみれば、自宅の周りは農道や中川の土手が続く絶好のサイクリングロケーション。
どうして今まで気が付かなかったのでしょう?
何だか急に楽しくなってきました。

「自転車に乗ってくる」という言葉に不思議そうな顔の家内をよそに、風のように(自分の中では・・)走り去ったのでした。

しかし・・・
錆付いていたのは自転車ではなく、私の体だったようです。
5分もしないうちに息があがり、10分でママチャリに抜かれました!

自宅近所の地図を持ってのんびり走っていると、普段車で通り過ぎているちょっとした風景や、土手の上に吹く風の香り、昼間でも通りが全くない静かなスポットなどを発見して、「うちの近所、結構いいところだね。」と良いこと尽くめの休日でした。

筋肉痛であることを除けば。
※スピーカーやアンプを持ち上げる時に使う筋肉とはまったく別の筋肉を使うんですね、当たり前ですけど。

(金野)
2007年07月02日(月)

CD12体験記


とうとう体験してしまいました。
噂にきき、聴いた人の感想を聞き、自分自身も聴いたことのあるLINN「CD12」の凄さを。

「凄さ」とは言いたくないですね。なんといったらよいのでしょう。
そんな言葉では片付けられないものでした。

私が入社した時にはまだ生産完了の知らせはなく、現行品として活躍中。
ただ、オーディオの「オ」の字も知らなかった私には300万近くもするCDプレーヤーの存在はあまりに遠かったのです。だって、それだけで音鳴らないのに!という具合。

オーディオの「デ」の下くらいまでわかるようになってきたこの3年間で、CD12の音を聴く機会は何度かありました。おそらく両手の数よりは多いはず。
ただ、まったくわからなかった。「わからない」というのは、「よくない」ということでなく、どこがどうCD12なのか、自分の言葉で表現することが出来るような体験を持ったことが無かったのです。
お客様宅で聴かせていただいた音は、どれもすごかったです。レイオーディオのRM8V、H様のマーリン「エクスキャリバー」、SciFiというメーカーの日本に2機しかないスピーカー「スタイラスト」(文京区O様、千葉県F様)、LINNのフラッグシップKOMRIで、などなど。
さて、それなのにどんな音がCD12と言えなかったのは、私の耳がまだ成長途中&同じ環境で聞かないとわからない、音楽の聴き方、など様々だと思います。
3年の間に、それまでの20数年に比べたら比較にならない程の膨大な量の音楽と出会い、音楽の聴き方も変わってきています。

さて、そんなCD12とはARTIKULAT350Aを納めさせていただいたお宅で、AKURATE CDとの比較試聴をするとのことで、是非!と志願いたしました。

以前より少しはわかるようになってきたかなという今日、お店で聴きなれたARTIKULAT(贅沢な話・・・)でCD12を聴かせていただくことに。
1枚何かと言われれば、やはりこれでしょう。
ビル・エバンスの「ワルツ フォー デビー」。
さて、その音色は・・・

それは、あまりのことで、未だにうまく言葉になりません。
音色とか、音がどうだとかでなくて、臨場感だとか、目の前にいる、とかそんな言葉では表すことができません。
ただ、ただ会いたかった人がそこにいて、居合わせたかった過去がそこにある。
それは事件でした。
あまりに切なく、やるせない「ワルツ フォー デビー」は、その数日後に起こる悲しい出来事も、録音された61年から今までの時間も全てを内包していて、私は言葉を失ったのです。

・・・スミマセン、思い出したらちょっとまた言葉を失ってしまい、言葉が浮かびません。
AKURATE CDの「SACD」VS CD12「CD」対決も、凄かったので是非お話したいところですが、ごめんなさい。次回また・・・。
中途半端な文章で申し訳ありません・・・。
(竹田)
2007年07月01日(日)

POLICE


POLICEをはじめて知ったのは、中学生になってすぐだったと思いますが、"Regatta de Blanc "を聴いて、すげードラムだなー、一体何人でやってるバンドなの?とジャケットを見るとたったの3人。かなり衝撃があったのを覚えています。

それ以来、スチュワート・コープランドは好きなドラマーの一人で、独特の裏打ちやハイハット、グルーヴするドラミングに、刺激を受けました。

人に聴かせられるレベルではありませんが、10代の頃ドラムをやっていまして、このシンクロニシティーコンサートのビデオを見ながら何度も練習した記憶があります。
当時、絶頂期とも云える彼らのパフォーマンスは、今見てもかなりかっこ良いです。
後になって知りますが、ゴドレー&クレームによるスタイリッシュ且つスピード感のある演出もかなり斬新でした。


49回グラミー賞での再結成で、刺激を受けた方もいらっしゃると思いますが、密かにPOLICEがマイブームで、先日発売されたポリス インサイド・アウトDVDもゲットしました。(まだ見てません)

現在ワールドツアー中の再結成POLICEですが、来年頭あたりに、来日の見通しだそうで、是非、生POLICE見てみたいものです。

フジイ
 


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