SOUND CREATE EYES
2007年02月28日(水)

モルトウィスキー?


はじめて出会ったのは10数年前のことでした。
当時の田舎住まいの私には中々出会う機会の無かったこのお酒。
「最初にこの2本を飲み比べると面白いかも」と出されたのがコレでした。

1本は、ゴードン&マクファイル社のグレンリベット「ジョージ&JGスミス」通称スミス
もう1本はLAGAVULIN(ラガブーリン)16年オフィシャル物です。

最初に飲んだのがグレンリベット。飲んだ瞬間の鼻に抜ける香りの強さと長く続き変化していく不思議な感じに感動したのを覚えています。
後で知ったのですが、グレンリベットは英国政府公認第一号蒸留所で、名前は蒸留所創始者の親子の名で、スペイサイドの代表ウィスキーのひとつでした。

次に飲んだのが、「ラガブーリン」ご存知の方は想像できると思いますが、簡単に言うと“ヨウドチンキ”の味で、ものすごく臭くて、何だコレは?!こんなの飲んで大丈夫なの?と困惑した思いがあります。
今ではもっとヘビーで、ピーティーなモルトも全然OKなのですが、、

今思えば、最初に飲んだこの2種類は自分にとって大変興味深く、また、最初の出会いというのは大事らしく、それから10数年基本的にはモルト一筋なのですが、まだまだ未知との遭遇の毎日であります。

最初のきっかけで、ハマったり、ハマらなかったり、何の世界でも同じようです。

フジイ
2007年02月26日(月)

「アカデミー賞」


第79回アカデミー賞の授賞式が行われました。

作品賞・監督賞を含む4部門で「ディパーテッド」が受賞。
監督のマーティン・スコセッシは悲願のオスカー像を手にしました。

助演女優賞ノミネートの日本人女優の菊地凛子さん(映画「バベル」)は、残念ながら受賞を逃しましたが、それだけでも大きな話題になっていますね。

日本に住む私たちにとって、アカデミー賞はまだ見ぬ映画の数々を品定めする「品評会」で、これから封切される映画の批評やストーリーを垣間見る一番のイベント。

特にハリウッド映画は(ひとくくりにしてしまってはいけないのでしょうが・・)授賞式後に世界中の興行に影響があるため、こぞって”オスカー”を目指して競り合います。

そもそもアカデミー賞は”アメリカ映画の発展”を目的にした賞だそうで、選出もハリウッド業界人によるもの。かなり偏った地域性と基準で行われているそうです。

世界三大映画祭(カンヌ/ヴェネチア/ベルリン国際映画祭)にも含まれず、国際映画祭でもないアメリカの映画の祭典。しかしながらその影響力は絶大なものがあり、世界で成功するには”アカデミー賞”が一番ということらしいのです。

華やかな授賞式は見ているだけで楽しいものですが、それにしても長い間”無冠”のスコセッシが香港映画のリメイクで受賞したことは、なんとなく複雑な思いがします。

(金野)
2007年02月25日(日)

コダクロームよ永遠に



名フィルムの終焉のニュースを耳にする。
ポール・サイモンのアルバム「ひとりごと/ There Goes Rhymin’Simon」でも歌われたコダック社の【コダクローム】である。
世界初のカラーフィルムとして1935年に発売されて72年目の今年12月20日をもって国内での現像受付、処理を終了という形で幕を退く。
その後は米国Dwayne’s社へ送ることとなる。

永きに渡り写真家、愛好家に愛され続け、最後の砦であったKR「コダクローム64」、PKR「コダクローム64プロフェッショナル」で写真を残せなくなるのはなんとも寂しい限りです。
これもデジタル化が進んだゆえ、大幅な需要の落ち込みを受けてのことなのでしょう。

コダクロームを特徴づける最大の理由はK-14(外式)という特殊な現像方式にあります。
乳剤層中にカプラーを含まず、そのため通常のリバーサルフィルムに較べ変、退色に強く粒状性が高く、黒の締りと濃厚で深みのある色彩、独特の渋みのある色調が特徴です。

私もこの冬の季節、よくコダクロームを使い白鳥の撮影に行ったものでした。特に日本の冬枯れの森木立、緑、雪景色の美しいグラデーションをアンダーぎみの写真で表現できるのはコダクロームならではの魅力です。

販売は在庫限りなので今のうちに少しでも入手しよう・・あればの話しですが・・。
販売終了を惜しむよりあと残された一年足らずの月日を実際に撮影して楽しもうと思う。

  So mama don’t take my Kodachrome away
 (だからママ、僕のコダクロームを取りあげないで)
(花木)


2007年02月24日(土)

「お国柄」


ドイツ―質実剛健。ちょっとクレイジー。そのアンバランスさがドイツ人の魅力のような気も・・・。大きな人が多い。
フランス―「わく」がない。気取っている。結婚に不向き。フランスをスノッブに感じる自分がどこかひねているのか?とも思う。
イタリア―陽気。明るい。責任感なし。商売っ気有り。めちゃくちゃなのに、根は真面目。
本気で怒らせるけど、本気で愛せる人たち。母の強い国。
中国―手先が器用。体が柔らかい。つまり何でも出来る?油断ならない。どこにでもいる。
ファミリーの意識が強い。
ロシア―質素。酒好き。駄洒落好き。寒い国でエンターテイメントに乏しいからだろうか。
何もないところでも楽しく過ごすのが上手ということ?
イギリス― 一見真面目。まともに見えてとてもクレイジー。それが彼らの常識なので、クレイジーとさえ思っていない。冷静。可愛げない。論理攻め。確固たる自信。彼らの作るものに間違いはない(多分)。雨が多いせいか眉間にしわを寄せた顔のイメージが強い。美味しいものに恵まれてたら、眉間にしわが寄っていなかったのかな?
アメリカ―明るさの裏にどこか根暗な部分をもっている。歴史が短いので、のし上がり根性が強すぎるのか?とも思う。世の中は正義と悪者で出来ていると考えるため、行間の読みが浅い。両極端で短絡思考。なので、話題をたくさん提供してくれる。ちなみに、こんなことばかり言っている自分が根暗なんじゃないかとも思う。

さて、上記は29年の浅い人生の中で、見たもの聞いたもの出かけた場所の印象から、私が勝手に感じている「お国柄」です。一目でどこが好きでどこが好きでないかわかってしまいます。
ちなみにこの中で、出かけた場所はイタリアのみなので、「いい加減なこと言うな」という意見が飛んできそうですが、島崎藤村の「フランスへ行きたしと思えど、フランスはあまりに遠し」という有名な一節が残されている時代にも、聞いた話や見たものからああだこうだ推測して話していたと思いますので、少し目を瞑っていただいて好き勝手に言ってる「たわごと」くらいに思っていただければ・・・。

でも、当たり前の話ですが「お国柄」って本当にありますよね。
以前「NO MAN’S LAND」というボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時のボスニアとセルビアの中間地帯にある「NO MAN’S LAND」という場所を舞台にした映画を見たことがあります。
内容は笑える内容でないのですが、シニカルでユーモラスな描き方に、緊迫した状況の中不謹慎にも噴出してしまう場面がいくつもあって、映画の終わりにはその「おかしさ」がなんとも言えない形で浮かび上がってきたのを思い出します。種類は違いますが、「ライフ イズ ビューティフル」の鑑賞後と同じく、綯い交ぜな気分になった映画でした。
その映画の中でドイツ兵やフランス兵が登場し、それぞれその「お国柄」を披露する場面があります。この映画の中で一番ホッとする場面ですが、私あるいは私たち日本人が一般的に「お国柄」と考える行動とほとんどぶれがないのです。ボスニア・ヘルツェゴビナ生まれの監督にも同じように各国の国柄は映っているようです。
やはり、色濃い「お国柄」ってあるものなのでしょう。

日本の「お国柄」・・・勤勉?オタク?外から入ってきたものを自分のものに取り入れるのが得意。集中力があるということ?・・・自分のことほどわからないものですね。
(竹田)
2007年02月23日(金)

憧れ


1970年代半ば〜1980年にかけて、その当時、世の中の少年の憧れであったものがあります。
そうです「スーパーカー」だったのです。
私もその一人。
スーパーカーのカードを買って眺めたり、スーパーカー消しゴムで遊んでみたり、この時代を過ごした方なら、だれでも「通る道」だったのではないでしょうか。


この、スーパーカーブームの火付け役が、池沢 さとしさん作の「サーキットの狼」だったことは間違えないでしょう。
主人公の風吹 裕矢が愛車のロータス・ヨーロッパを駆って、ライバルの、早瀬 左近(ポルシェ935-77ターボ)や飛鳥 ミノル(ランボルギーニ・ミウラ)、隼人・ピーターソン(トヨタ2000GT)などと公道やサーキットを舞台に疾走する物語でした。
他にも、スーパーカーの代表的な存在として君臨したランボルギーニ・カウンタックLP500、マセラッティ、日産フェアレディZ432R、ランチャストラトスなどなど、往年のスーパーカーの登場に毎回、ハラハラ、ドキドキ、させられたものでした。

スーパーカーブームは異常なまでの加熱を見せ、1977年春、晴海で行われた「スーパーカーコレクション77」などの各スーパーカーショーでは、少年たちがカメラを持ち、長蛇の列を作り(私もそんな一人でした)、自動車雑誌もスーパーカーの特集を組み、またその他、写真集などなど関連グッツは数知れず、しかもスーパーカーの排気音だけを収録した「レコード」までも登場したのでした。

そんなスーパーカーブームも1980年入ると沈静化されスーパーカーと言う言葉さえ、あまり耳にしなくなっていきました。
今思うと、とても懐かしく思います。

ただ、今でもスーパーカーへの憧れがあり、いつかは乗ってみたいものであります。


皆様、ご存知でした。
LINNのオーディオシステムが車載されている、スーパーカー=スポーツカーがあります。

イギリスのダンディズムの粋、「ASTON MARTIN」です。

当初、2003年のVANQUISH V12のみの車載でしたが、2005年にはDB9にも車載されました。
神話的ブランドでもある「ASTON MARTIN」のエンジン音とLINNのナチュラルナサウンドの融合を体感してみたいものです。
普段の音楽とは、また一段と違って聴こえる事でしょう。

ASTON MARTINのエンジン音。LINNのサウンド。
私の憧れでもあります。

(三浦)
2007年02月22日(木)

セッティング


最近はしばらくご無沙汰しておりますが、私はゴルフが好きで、たまにラウンドしますが、
その時のルーティンを一つ。

各ホールでの第1打目、私はいつもまずティーグランドのなるべく後方から、ティーグランドが目標の方向に対してまっすぐ向いているかどうかの確認をします。
ティーグランドは結構右に向いていたり、左に向いていたりするので、そのまままっすぐ打ってしまうと、思ったより違った方向に球が出てしまい、設計者のトラップに引っかかってしまいます。
次になるべく平坦なところにボールをセット(前後左右に傾斜があると微妙にスイングが乱れる為)し、ボールの後方から狙いを定めてから、ボールを基準にして立ち位置を決めます。
立ち位置を決めたら2、3度ワッグルをしてボールに集中。後は一旦静止し、時間を置かないでスイングを始動するといった具合です。スイングモーションに入れば後はインパクトの瞬間でボールから目を離さないことだけを考えています。

ボールを好きなところにおけるのは各ホールの第1打目だけなので、まずは自分の体をなるべく良い条件に合わせてセッティングすること、これがナイスショットの基本だと思っています。

話は変わり、先日ついにAKURATE212を購入致しました!! 同時に購入したLINN C4100で鳴らしています。先日の休日もスピーカーの位置をああだこうだと変えてお店の音を追求してみましたが、なかなか。購入当初から比較すると随分と良くなったのですが、このスピーカーの実力はこんなものではないと頑張ってセッティングしています。まだまだやれそうなことは沢山あるので、今後どう変わってくれるか楽しみです。


ゴルフもオーディオもセッティング次第。注意する点は日々繰り返し、体で覚えるしかなさそうですね。
(岬)
2007年02月22日(木)

目白バロック音楽祭



昨年あるお客様から目白で毎年行われる音楽祭のお話を聴き、是非行ってみたいと思った私は、この掲示板でお話をさせて頂きました。


今年も来たる6月1日(金)から24日(日)まで、「目白音楽バロック音楽祭2007」が開催されるようです。
バロック音楽。なかなかなじみのない言葉ですが、劇音楽が誕生した1600年から、J.S.バッハの死んだ1750年までの約150年間をバロック音楽の時代というそうなのです。

期間中は、1〜2日を除いてほぼ毎日公演が行われています。
この催しは、今年でまだ3回目と歴史の浅いものだそうですが、昨年の各公演も大盛況だったそうです。

普通のコンサートと違うところはなにか・・
それはまず、バロック時代の古楽器を用いたりして西洋音楽を中心に各公演が開かれることでしょう。
早くもHPでは演目スケジュールが公開されていますが、今年は昨年にも増して、私が聴いてみたいチェンバロの演奏が取り入れられているうようです。
もう一つは、チャペル内や学校の食堂などで公演が行われていることです。


去年は残念ながら、予定が合わず足を運べなかったのですが、なかなか見ることの出来ない、古い楽器や雰囲気を味わえるという音楽祭、今年こそは逃さないように、チケットを早めに取り、公演を見に行きたいと思います。

田中
2007年02月19日(月)

青春18きっぷ



先日LP12にアップグレードアイテムがリリースされるとの発表。35年目の現役バリバリLP12がさらに音に磨きをかけ生まれ変わることは誠にうれしい限りです。
いまから入荷が楽しみで仕方ありません。
そんなロングランを続けるLP12に想いを馳せつつ、最近は世間のロングセラー商品を注視するようになりました。
そんななか、JRさんやってくれました。

国鉄時代からの人気商品である全線乗り放題の「青春18きっぷ」がこの春JRグループ発足20年を記念してなんと通常より3500円安い8000円で発売されるようです。
8000円というのはきっぷが登場した82年当時の価格だそうです。発売から今年で25年目、私も学生時代から帰省、旅行と大いに活用させてもらいました。当時は名称も「青春18のびのびきっぷ」と呼んでいたと記憶しています。購入の際も長い呼び名なので18きっぷといって窓口で購入していました。

もともと若者向けに発案されたものですが、最近では中高年の利用者が半数を超えると聞きます。ネーミングからして青春を謳歌する人であれば年齢は関係ないのでしょう。

きっぷ一枚で5回(不連続の5日)または5人までJR全線の普通列車が1日の乗り放題、学生時代の時間はあっても懐が寂しいものにはこの上ない旅の友か、神の恵みでした。
時間さえあれば、また長時間の乗車を苦としないひとには長距離の九州行き往復などがこのきっぷ一枚でしかも今回は8000円で達成できるのですから。

使い方は自由ですのでそれぞれのアレンジで計画できるのが魅力です。
ある年の帰省では東京発大垣行き夜行に乗り、東海道、山陽と乗り継ぎ九州までの帰路、ぶらりと途中下車、京都、倉敷、そして宮島の厳島神社で初詣など旅を満喫した思い出がいまでも蘇ってきます。
新幹線、飛行機では味わえない、単なる移動ではない旅本来の味を実感できる現在のツールかも知れません。

発売は明日2月20日から3月31日
設定期間は3月1日から4月10日

さァ、これからどこに行こうか見果てぬ旅に想いを巡らせ、早速明日みどりの窓口で8000円を握りしめ駆け込みをねらう私でした。
(花木)
2007年02月18日(日)

電磁波


20,30年前と違い、現在の生活の中には、必ず電磁波が大なり小なり発生しています。
特に携帯電話や、電子レンジ、IH調理器などかなり強力に発生しているようです。

電磁波とは、電気が流れるときに発生する「電場」と「磁場」がお互いに絡み合いながら、波を描いて進む電気の流れのことで、その周波数によっていくつかに分類されます。
最近では、健康への悪影響も懸念されていて話題にもなっていたりします。もちろん、音質への悪影響もあるわけです。

先日、電磁波テスターを入手したので、店内にあるオーディオ機器や照明、加湿器、オフィス内のコピー機、PCなど色々な所を測定してみました。
以外なのは、オーディオ機器は思いのほか測定値が低く、(とはいっても、測定する場所によって少し値が多めだったりして、安心は出来ません。)加湿器やオフィス内のPC,コピー機の測定値が大きく、特に配電盤周りは、測定範囲外(O.L)になるなど、メーターに測定値が出るので、聴感以上に電磁波の対策の必要性を感じます。
以前、オフィス内のPCの電源部やコピー機など、オーディオ以外のノイズ源にフェライトコアを大量に使用して、かなりの音質改善があり、ノイズ対策の重要性を感じました。

シールドやアースなど電波障害などに有効なノイズ対策も含め、良い環境づくりが出来ればと思います。

携帯の電波が届かないような、ひっそりとした山の中のノイズのないオーディオルームが都会で実現できたら、それはさぞ良い音がするだろう。って思います。

フジイ






2007年02月17日(土)

リクエスト


少し前の休日に、ちょっとした調整で劇的に「ヌケた」我が家のLP12の音。
勢いがあるうちにセッティング完成に近づけようと、時間さえあれば針圧やら水平やらをいじっています。

つい先日、遊びたい盛りの息子が昼の睡魔に屈したのを良い事に、調整没入。

それにしてもアームのゼロバランスは意外とずれているもので、スタティックバランスアームAKITOの目盛りで、平気で0.2gほど変わってしまっていることがあります。誰かが触っているのか・・?なんて考えはすぐに忘れてレコード選びです。

いつものように針を盤に降ろし、広がりや音像定位をチェックしながら聴き始めると・・・

今日はやけに定位がよろしくありません。
ボーカルの「口」は肥大化、低域も「滑る」感じでグリップ力が低下したタイヤの様。

冴えない印象をレコード盤のせいにしようと、とっかえひっかえ数枚聴きますが、どうやらレコードの状態が原因ではなさそうです。

忘れていました!
はじめに取り直したゼロバランスに合わせて、インサイドフォースキャンセラーも変えなければ!
ここで注意点は、「針圧の数値」と「インサイドフォースキャンセラーの数値」は必ずしもピタリと同じにならないことです。

双方がかみ合うと、一気にスピーカーの存在が消えてしまう感触。

「よし、面白くなってきた」と”調整”から”聴き”に入って間もなく、昼寝から復帰した息子が乱入・・

強烈で執拗なリクエストで、最近の息子のお気に入り「喜納昌吉」を2人並んで聴き入ったのでした。
※以外とグルーヴ溢れる”ハイサイおじさん/ライブ”

(金野)
2007年02月16日(金)

私の「ワルツ フォー デビー」


「音楽は何を聴きますか?」という問いに「JAZZも少し」と私も口にしてもよいかな?と思えるようになった初めのレコードは、例にもれずビル・エバンスの「ワルツ フォー デビー」でした。
おそらく、「JAZZ」や「オーディオ」と名の付く雑誌・書籍・HP・掲示板・・・エトセトラに、何度その思いを綴られているか数え切れないでしょう。
ですので、今更私が口にするのもおこがましいようですが、やはりよいですか?書いてしまっても?

その出会いはLP12で起こりました。残念ながらスピーカーは覚えていません。
お客様が聴かれる後ろで、スタッフHがおもむろにかけたのがこのレコードでした。
ピンク色のノスタルジーを感じさせるジャケットが、5月の風のどこか懐かしい匂いと重なって、にわかに切ない気持ちになったことをよく覚えています。
「ビル・エバンス」はとても有名な人で、その後すぐに本やらCDやらを数多く買ってみましたが、結局一番聴くのは「ワルツ フォー デビー」。何かというとこのアルバムに戻るのでした。

さて、しかし実は昨年1年ほどまったく聴かない時期がありました。
あんなに好きだったのに、「ビル」の「ビ」の字も出ないくらい。
一度、ハイエンドシステムで期待して聴いたところ、聴こえてきたものはまったく求めているのとは異なる音楽でがっかりしたこと、セッティングを少し覚えるようになってからは、このレコードを聴いてもセッティングが難しく感じられて、あまりかけなくなったこと、クラシック音楽にすっかりはまってしまった時期だったこと、そうしたことが重なってしまって、何となく聴きたいけれど聴きたくないレコードになってしまったのです。おそらく、初めに聴いた時よりも色々聴いて欲が出てきたのでしょう。
その時は、自分の欲しい音を作る手立てがまるでなかったのです。

昨年、一度それはまたお客様の試聴の際にGALLOのreference?で聴いた時は、思っているものより明るめだったけれど、それはそれでクッとハートを摑まれました。楽しげだけれど、優しい陰影を持っているデビーのワルツは実際エバンスが姪を見る目に近かったかもしれない。そう思いました。
私は、あまり強く鍵盤をたたく感じや、ブインブイン言うベースの音がこの曲に合っていると思えないのです。芯がなくてはならないけれど、輪郭がどこか淡い、思い出のように聴きたいのですね。エバンスのピアノとスコット・ラファロのベースのとろみのあるかけあいで始まらないと何も始まらない・・・。

最近、セッティングの際にリファレンスする1枚にこのソフトが加わりました。
「こう表現したい」という「ワルツ フォー デビー」が自分の中に明確に形になったからです。それは、実は昨年の掲示板で書いた電源周りに手を加えた日に経験した音でした。(12月6日)今は毎日その音を求めて・・・です。

追記 でもこの演奏って、オーディオだけでなく人生の経験値で断然聴こえかた変わってくると思いませんか?
(竹田)
2007年02月15日(木)

トラピストとマッスル


トラピスト?マッスル?
皆様、何のことか良くお解かりいただけないかと思います。
先日、和田 博巳先生とお食事をする機会がありまして、そこで食したものが、「トラピスト」と「マッスル」でした。

お好きな方は、もう、ピン!ときているかとは思いますが。
そうです、ベルギー料理なのです。

正確に言いますとトラピストはベルギー料理ではなく「ベルギービール」。
トラピストと言いますと修道院を思い浮かばれる方がいらっしゃると思いますが、そもそも中世以来の修道院では自給自足の生活を行い、農業、印刷、医療、大工仕事などなど、すべてを修道会の一員が手分けして行っていたそうです。

トラピストビールはトラピスト会修道院で作られる上面発酵ビールのことで、世界に171箇所あるトラピスト会修道院のうち7箇所のみで生産されているビールのことを言います。
7箇所あるトラピスト会修道院(醸造所)のうち6箇所がベルギーにあります。

トラピストビールの呼称は1962年にベルギー貿易通商裁判所が承認した法的に保護されたもので、1997年には名称の乱用を防ぐため国際トラピスト会修道士協会を設立し、トラピストビールと名乗る為には、いくつかの厳しい基準をクリアーした商品のみがロゴを印刷されたラベルの使用の許可を取り決めしているそうです。

そのロゴを称しているのが、下記のトラピストビールです。

シメイ(スクールモン修道院)
オルヴァル(オルヴァル修道院)
ロシュフォール(サン・レミ修道院)
ウェストマーレ(ウェストマーレ修道院)
ウェストフレテレン(ウェストマーレ修道院)
アヘル(ベネジクトゥス修道院)

トラピストビールは上面発酵のエールで、瓶詰め後に発酵熟成が行われます。
そのため、瓶のサイズや年数、日数などでも同じ銘柄のビールでも味が異なります。
濃い色でアルコール度が高い傾向にあります。
専用のビールグラスがあり聖杯型のデザインであります。


そして、マッスル(moule)。
ベルギー料理としては定番なこのマッスル。日本で言うムール貝のことです。
多く食されるのが「ムール貝のワイン蒸し」。
シンプルな料理ではありますが、ムール貝と一緒に、セロリ、玉葱、ニンニクなどを一緒に蒸し、この季節、ホクホクでプリプリで病みつきになる一品です。
トラピストビールの濃く深い味わいにぴったりで、ビールもムール貝も両方共ついつい進んでしまいました。


濃いルビー色の濃厚なボディーとハーヴが聴いたフルーティーな味と香りのバランスの「シメイブルー」は何とも味わい深いビールでした。
トラピストとマッスルで幸せな気分の夜でした。

(三浦)
2007年02月14日(水)

過去との訣別


私がオーディオに興味を持ち始めたのは大学の頃。きっかけは傅 信行先生が解説を担当されたCD『ULTIMATE DEMONSTRATION DISC』。様々な音楽を楽しむことを前提に、曲ごとにオーディオの聴き方が解説されていました。

その頃は、まだまだオーディオ事始めで、システムもCD・プリメイン・スピーカーで20万円程度のものでしたが、同軸2WAYのスピーカーはそれなりに定位感があって楽しめていました。

そんな中、家電量販店で或るスピーカーに出会い、それが奏でるクラシックギターの音色とその容姿に一目惚れ。しかしながら当時はスピーカーに20万円以上もお金をかけることは、全くありえないことだと思っていたので、その思いは憧れのまま記憶の片隅に消えて行きました。

あれから十数年後の2月12日、彼女は再び私の前に姿を現しました。
サイドに設えられたリアルウッドを見た瞬間に私の記憶は過去とつながり、同時に興奮を呼び起こしました。音を出してみたい衝動に駆られました。

夜になり、誰もいなくなった試聴ルームで一人、彼女の音を聴いてみました。
最近好きなEUGEN CICERO TRIOの豊かなアレンジと躍動感をどこまでうまく表現できるか? 感想はSO GOOD、良いねぇーという感じでした。

さて、ただ単に良いというだけでは、基準が不明確な為、今度は同じ曲をLINN KATANで試聴。感想は正にEXCELLENT!!両者の大きな違いに少々驚きながら十数年の間に変化した自分の好みを知りました。ぼてっとしてふわっとした音から滑らかなるも凛とした音へ。過去の憧れと訣別した一日でした。

(岬)
2007年02月12日(月)

鍛造


先日、LP12の心臓部ともいえる、サブシャーシ及びアームボードが、鍛造アルミ削り出し一体成型された、アップグレードパーツ“KEELキール”が発表となりました。

ノーマルはスチールをプレスしたサブシャーシにMDF製のアームボードをねじ止めした構造です。これが、鍛造アルミ削り出し一体成型(ノーマルと同じ重量)となるのですから大きな音質改善が、容易に想像できます。

LINNからの製品資料を見たときに、この鍛造という言葉にビビッときました。

調べたところ、金属を成形する方法には大きく分けて2つの方法があり、 1つは“鋳造”といって金属を溶かして型に流し込み成形する一般的なやり方。もう1つが“鍛造”です。

“鍛造”とは金属を熱して高圧プレスで形を整えるやり方で鋳造に比べコストも高く、製造工程も大幅にアップしますが、圧倒的に軽くて高強度。ねじれにも強く、サブシャーシの素材としては最高です。オーディオパーツに、鍛造品を使うのは世界でもリンぐらいだと思います。

この鍛造で、頭に浮かんだのがアルミホイール。随分昔ですが同じサイズの鋳造ホイールと、鍛造ホイールを持ち比べをしたことがあり、その重さの違いにびっくりしました。車の場合は、バネ下重量を低減するため、軽くて高強度であることが大事です。鍛造1ピースホイールに替えたときの、ハンドリングや路面からの情報量の向上。しなやかさも格段に良くなり、楽しくて夜な夜なドライブしていたのを記憶しています。
 
オーディオも車も考え方は全く同じだなあと思いながら“鍛造”について調べているうちに、当時高価で買えなかった鍛造マグネシウムホイールなるものを発見してしまい、物欲モードに火がついてしまったようです。

フジイ
2007年02月11日(日)

珈琲


本日はコーヒーについて。
写真は、お店で使用しているコーヒーマシーンです。
ブレンドコーヒーや、アメリカン ミルクを混ぜたカプチーノやラテなど一杯ごとに豆を挽いて抽出をしてくれる本格派です。

使用している豆はコロンビア産のサン・アグスティンという品種です。
豆は大きく分けて2種類に分類されますが、その一つ、アラビカ種で最も古い基本品種(原種)のティピカ種の木から一粒一粒を丹念に摘み、天日乾燥にして作られている、というものです。
甘味ときれいな酸味が特徴で、豊かな風味を持った秀逸の一品なのだそうです。

このコーヒー豆は、ある問屋さんから分けて頂いていますが、焙煎してもらう時間は400秒と少々長め。
焙煎時間が短いものに比べて苦味成分が多く、香ばしさやスモーク感が高まります。
私は酸味が多いよりは少し苦味の強い味が好みのようで、色々試してみた結果、この煎り方にたどり着きました。

今は冬ですが、季節ごとに豆にも旬があるそうです。
暖かくなってきたら、また違う品種なども味わってみたいですね。

コーヒー豆は原産国の気候、風土・作り手のこだわりを伝える自然食品。
つい最近まで、コーヒーはあまり得意ではなかった私ですが、こんな具合で少しずつはまりつつあります。

この掲示板をご覧の方の中にも、私はコーヒーにはちょっとうるさい!という方がいらっしゃるかもしれません。
もしお勧めの豆や煎り方などありましたら是非お教え願いたいです。

田中
2007年02月10日(土)

イベント直前情報&中古情報




本日16時より「和田博巳先生と聴くJAZZ/ロック」イベントを開催します。

その中の使用スピーカーであるLINN AKURATE 212(色はチェリー、専用スタンド付)が今回のJAZZ/ロックでどこまで鳴ってくれるのか期待が高鳴ります。

そのイベント使用の212を本日限り、今回イベント開催記念現品特価にてご提供いたします。

なんと¥630,000-スタンド付でこの価格(税込)。

現物をみて聴いてみたい方、いまからでも間に合います。若干、席の余裕がありますので

お急ぎ下さい。

かなり鳴らしこみができ巷にある212とは一線を画します。



また適価なアナログプレーヤーお探しの方、トーレンスのTD126MK?はいかがでしょう。

メーカーメンテ済みにて\126,000(税込)。

アームはTP16MK?つき、カートリッジはオルトフォンMC20super付なのですぐにでも聴けます。もちろんベルトも新品に交換しています。

状態は25年ほど前のモデルとしてはかなりきれいな個体です。

ご試聴希望の方はお気軽にお問合せ下さい。今日はいつでも聴けますよ。

(花木)
2007年02月09日(金)

「ブランドをブレンドする」


当店は”セレクトショップ”という形態をとらせていただいており、少ないながらも個性豊なオーディオブランド達を取り扱っております。

例えば、LINN の様にオーディオ専業メーカー(家電メーカーの一部門ではなく)でなおかつ総合メーカー(プレーヤーからアンプ、スピーカーまで製造)の場合は、1ブランドでオーディオシステムをトータルで組み上げることが可能です。
わかりやすく「1+1=2」「2+2=4」が実現できることになりますね。

メーカーの意図やコンセプトをそのまま実現できる、一番の近道で、無理なく良い音を手に入れることが出来るでしょう。

それでは、アンプやスピーカーの専業メーカーのコンポーネントを組合わせる場合はどうすればよいのでしょうか?
組合せを間違えてしまうと、足し算通りの結果が得られないこともあるようです。
しかし「ピタッ!」と相性が合う組合せ&セッティングに出会うと、足し算が掛け算になってしまうような”相乗効果”が生まれる。大きな魅力です。
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写真は、全てLINNのシステムに、1点のみ「OCTAVE HP300」プリアンプを導入されたお客様のシステムです。
-LINN NINKA(AKTIV)、LINN UNIDISK SC、LINN C6100、LINN LP12、OCTAVE HP300-
トライアンプAKTIV駆動のNINKAが、聴いたことの無い「キレ」と「粘り」を伴いリスナーに迫り来る!
最近ご導入のLP12も絶好調で、ご納品そっちのけで楽しませていただきました、Y様ありがとうございました。
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少し怖いけど、すごく楽しい、「ブランドをブレンド」
いつでもご相談下さい。

(金野)
2007年02月08日(木)

ジャケ買い


「ジャケ買い」−CDやアナログなど、アーティストや何らかの演奏をもとに買い物するのではなく、ジャケットの写真やイメージから興味を持って購入すること。
アプローチが特殊であるため、想像と違ったものや期待以上のものが手に入る。一種のギャンブル。良くも悪くも、その期待とのギャップから、よく話題にのぼる。

個人的に、こんな風に理解している「ジャケ買い」。
「アプローチが特殊」というのは、本来ソフトを買うというのは、中身の音楽を聴くために発生する行為なのに、その肝心の音楽のことは全く知らず、音楽という目に見えないものを、見た目で買うということの意味で使いました。

私はギャンブルは苦手。というより宝くじも何も当たる気がしないので、滅多にやりません。(昨年末、何だか2007年は当たる!という直感のもと、生涯2度目くらいの宝くじを買いましたが、やはりはずれました。以来へそを曲げています)
しかし、このギャンブル(!?)だけはねぇ、以前この掲示板で書きましたが、シェリー・マンとプレヴィンのピアノトリオの「マイ フェア レディ」をサーモンピンクの洒落たジャケットに惹かれて、ジャケ買いして大はまりしました。以来やめられません。(当時、プレヴィンもシェリー・マンも知らず。)

その後調子にのってCD屋に出かけては数枚ジャケ買いしましたが、中々あたらない日々。
渋くなっていた今日この頃、HMVでボーっとJAZZコーナーを見ていましたら、平置きされている中に、ほんのり見えた光。
「コートにすみれを」と書かれた帯と、歌い手らしき人物のコートの襟をたてた姿が、妙にマッチして見えて、おもむろに買い物カゴに入れる私。

そう大きな期待は抱かずに、まず聴いてみると柔らかいながら芯の通った歌いかた。
優しい印象のCD。でも歌いこんでるなぁ。
ライナーノートを見れば42歳で新人歌手。プロ歌手としてのキャリアは20年だとか。どおりで!でも自分のレコードは始めての模様。しかも、よくよく見ると「SINATRA SOCIETY OF JAPAN推薦」と書いてある。歌の神様シナトラの日本唯一の公認ファンクラブ推薦。なんだか得した気分。ジャケ買い万歳!

お店でも、早速宣伝して回ったら、「顔が好きだったんでしょ」と突っ込まれました。
そんな不純な動機では・・・。

このCDのタイトルは「Foreign Affair」Lincoln Briney(リンカーン・ブライニー)
ちなみにバカラック好きの私としてはこれも好感度。ジャケ買い2です。
「the look of love」TRIJNTJE OOSTERHUIS(読めません。スイング・ジャーナル今号の広告では、国内盤が出ていて名前がTRAINCHA(トレインチャ)になっていました。ブルーノートレーベルから発売)
(竹田)
2007年02月07日(水)

姿勢


皆様、突然ですが“LINN”の名前の由来をご存知ですか?
1972年、音楽好きの一人の青年(アイバー・ティーフェンブル)が、もっと、もっと良い音楽を聴きたいという想いから、父親の旋盤工場の技術をふんだんに使い、アナログプレーヤーLINN SONDEK LP12を完成いたしました。
その、旋盤工場の隣に、LINN オールドファクトリーを建設し、SONDEK LP12をはじめ、
数々のオーディオ製品を世の中に送り出していきました。

その青年、(アイバー・ティーフェンブル)が自社ブランドで社名にもつけた名前が“LINN”。
実はこのオールドファクトリーがある地区を、スコットランド、グラスゴーのLINN地区と言います。
東京で言いますと「中野」とか「三軒茶屋」とか、その様な感じでしょうか。
(なぜ、社名をそのLINN地区から取ったのかは、まだ調べてはおりません。)


その、オールドファクトリー(写真左)で工場長らしき人物が、ベニー。(写真右)
なぜ、ヤンキースの帽子をかぶっているかは別として、私が2年前、LINN ファクトリーツアーに言った際、とにかくこのベニーさん、一つ一つ本当に丁寧に説明をしてくださいました。
英語が全くといっていいほど解らない私にも、その、製品の製作過程や拘り、想い、そして、製品に対する姿勢がしっかりと伝わってまいりました。
後で思ったのですが、このベニーさん、オールドファクトリーの工場長であるということは、LINNの歴史を知り、オールドファクトリーが建設された当時からLINN製品の「モノづくり」に携わっていたのではと。

このベニーさんが、ファクトリーツアーで一番説明を長くしてくれたのが、確かにLP12のターンテーブルだったことは今でも忘れず、ベニーさんの声に一番力が入っていた事は間違えなく、そしてLINN SONDEK LP12に対するベニーさんの凛とした姿勢が脳裏に焼きついています。

なぜか、日本語でも“凛”という言葉があり、「きりりとひきしまって勇ましい」などの意味です。
LINNの製品に対する“姿勢”と何故か繋がるのではと思う今日この頃です。

三浦
2007年02月05日(月)

静電気


この時期とても嫌なのが静電気。
暖房などの影響で、室内が乾燥する秋・冬には毎年悩まされます。

最近私はエレベーターのボタンやオーディオ機器に触ろうとするとほぼ8割くらいの確立でバチっときてしまいます。
この現象は、常に動いていて摩擦などにより+の電気を帯電している人間が、―の電気を帯電しやすい金属に触れるため、そこで放電が起きていることによってなる現象です。

調べてみて驚きましたが、放電して痛みを感じるのは最低でもなんと3kV(千ボルト)。その電流の流れる時間は1億分の1秒程度ということで、あっと言う間ではありますが考えると怖いですね。

この静電気は痛いだけではなく、オーディオ機器にもあまり良い物ではないようです。
例えば、プレーヤーのトレイを開けようとしてボタンに触れたときにパチっとくる⇒そのあとトレイを閉めようと思うと操作が効かなくなってしまう。 
これは一時的に電流が流れて、機器の保護回路が働くためだそうなので一端電源を切ると元に戻ってくれます。
幸い機器からはアースが落ちていて電機の逃げ道があるので故障したりということはないようです。

お店では、なるべく静電気状態を無くすために時々霧吹きや加湿器で潤いを与えるようにしています。
極度の乾燥状態は音にも悪影響。
是非皆様もお試しになってみてください。

本日は最近教わったことの復習でした。

田中

2007年02月04日(日)

手作り


私はお店に来てから二ヶ月と少し経ちました。
その二ヶ月間で、新しい数々の経験をしましたが、
考え方が変わった事がいくつかあります。今日はその中の
一つについて書かせて頂きます。

さて、皆さんは自分の使う「モノ」をどれだけ自分で作ることが
できますか?
もちろん無から何かを生み出すというのは簡単にはいかないとしても
今ある「モノ」をよりよくするために加工する、あるいはできる
という事がありますか?

私の場合は何もないのではないか?と思いあたりました。
何か欲しいと思った時はまず、市販されている出来合いの「モノ」
から選びます。ただ、理想とする「モノ」があれば良いのですが、
ない場合はさあどうしましょう。他の代替物を模索するか
あきらめるかのどちらかでしょう。

当サウンドクリエイトには、今ある「モノ」をよりよくするために加工を
した「モノ」、または、全く無からつくりあげた「モノ」がたくさんあります。
たとえば、オリジナルの電源BOX、オーディオラックのスパイク、
LINN MAJIK CDの足、LINN ARTIKURAT320Aのスタンド等々。もちろん当店だけで作ったものではありませんが、人が「モノ」に合わせるのではなくで、
「モノ」を人に合わせる(当店の場合は良い音質のために)加工が
いたるところで為されています。

物質が世の中にあふれている時代に、それらの中から自分のライフスタイル
にあったものを探すだけでも大変ですが、一度自分で作って見る、または
手を加えて見るという視点をもってみるのも新鮮だと思います。
私はそう考えるようになりました。

自分で実際に作るわけではないのですが、「モノ」を自分に合わせるという
視点を持って、シャツをオーダーしてみるとか、靴をオーダーしてみるとか
将来購入を考えている住居をマンションではなく、一戸建てにして設計から
検討するとか。

ちなみに私は、当店にあるARTIKURAT320Aのスタンド(輸入元が作成)は
芸術品だと思っています。機能性のみならずそのスタイルもスピーカーの
デザインと非常にマッチし、床にクールに直立しています。
既にご存知の方もまだご存知ない方も是非一度じっくりご覧になって下さい。

(岬)


2007年02月03日(土)

LINN KOMRI&OCTAVE


この週末は、当WEBサイトEVENTお知らせにてご案内の通り、
LINNフラッグシップスピーカーKOMRIをOCTAVEの真空管パワーアンプMRE1304台にて強力にドライブしています。

どっしりと構えるKOMRIの間にOCTAVEのパワーアンプが4台並んでいる様は、見た目にも迫力があります。

MRE130は、片あたりの出力は140W/4Ωで、トータル出力は560Wです。KWクラスのソリッドステートパワーアンプもありますが、真空管の560Wは独特の濃密な力強さがあります。

さらにKOMRIには、ピーク1.4KWのウーファー用モノアンプをCHあたり2基搭載。合計5600W,OCTAVEも合わせるとトータルで6160Wという、なんとも凄まじい出力です。

再生音は、出力値だけで語れないのですが、やはり圧倒的なゆとりを感じます。車でたとえると、500馬力オーバーや、ヴェイロンの世界なのかも知れません。

このくらいパワーがあるとケーブルの取り回し等も重要になってきます。インタコとSPケーブルが交差しないようにとか、アースの取り回し等など、、

そこで大活躍なのがQUADRASPIREのQXサイレンサー!
太目のLINN K400ケーブルの立体交差もスムース。音もスッキリぬけるので重宝します。でもここで、サイレンサーの置き方で音の違いが出ました。全て縦に使うとすっきりはするのですが、もう少し重心を下げたくなります。そこで、片chあたり3個使っているサイレンサーを1個だけ横置きで使うと重心が下がり中々いい感じです。

他にも、細かいセッティングは多々ありますが、鳴らせば鳴らすほど深みを増していくKOMRI。
この週末、ご試聴いただけます。

是非ご体感下さい。

フジイ 
2007年02月02日(金)

新着CD


2月1日発売、香港ユニバーサルから高音質xrcdの新譜3タイトルが発売されました。

1  シェリング・プレイズ・クライスラー
   ヘンリク・シェリング(vn)、チャールズ・ライナー(pf)
   ウィーン奇想曲 / 美しきロスマリン/ 愛のよろこび / 愛の悲しみ 他全19曲
                           1963年録音マーキュリー原盤

2  ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ」/ ダビット・オイストラフ
   ダビット・オイストラフ(vn)、レフ・オボーリン(pf)
   ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
   ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
                           1962年録音フィリップス原盤

3  ゴールド・グレイテスト・ヒット/ カーペンターズ
   イエスタデイ・ワンス・モア/ スーパースター 他全20曲

               各定価\3675(税込)

クラシック2タイトルは誉れ高き名盤ですので、これまでLPまたは復刻CDでお聴きの方も多いと思います。
もう1枚はカーペンターズのゴールドのベスト盤です。

シェリングの端正でどこか甘い香りのするクライスラー。
オイストラフ(vn)/ オボーリン(pf)の「春」・「クロイツェル」のカップリングには、ふたりの円熟した堂々たる風格が示され、スケールも大きく迫力ある演奏。その中にあってロマンティックな味わいが深く感じとれる名演奏です。
「春」は全体にやや遅めのテンポで四楽章を通していますが、音楽は見事なまでに密度の高い緊張感をもったものです。

最近の若手の演奏、最新録音盤もいいですが、たまには巨匠たちの演奏に新しい美を発見
してみてはいかがでしょうか。

40年以上の前の録音とはいえ、さすが当時のアナログ全盛時の録音。旧さを感じさせないリアルさで聴くものを圧倒します。リマスタリングの恩恵でしょうか。
(上記タイトルCD 常時ご試聴いただけます)

(花木)
2007年02月01日(木)

生産完了「LINN EKOS」


ダイナミックバランス型トーンアームのLINN EKOS(エコス)は、名機としてロングセールスを続けるSONDEK LP12 の最上位モデルで、リリースされたのが1988年です。

数回の改良は施されながらも、19年間 抜群のトレース能力と、圧倒的な静けさは、他の追随を許しませんでした。

EKOS(フランス語で"ecosse":スコットランドの意)というネーミングからも、このトーンアームに対する思い入れが想像できます。

数年前、グラスゴーのLINN工場へ見学で訪れたとき、
チーフエンジニアから何気なく手渡されたのが、EKOS の”アームパイプ”でした。手に持っているのかどうかがわからないくらいの軽さで、今にも潰れてしまいそうな薄い金属パイプ。

手渡されてすぐには EKOS のそれとは全く気がつかず、写真のヘッドシェル部分を見せられてはじめて「あっ、EKOSのアームパイプ!」という具合でした。

「これを素手で曲げることが出来たら、欲しいものを何でも3つプレゼントする」と言われ、腕の筋がおかしくなるまでアームパイプと格闘したことを思い出します。

アームパイプはビクともせず、ただただ軽く、ただただまっすぐのままでした。・・・


どこまでも深く音楽の深層まで迫るEKOSは、LP12の最終完成に欠かせない超高性能トーンアームでしたが、残念ながらこの2月いっぱいで生産を完了することが決まりました。

今月いっぱいはEKOSのご注文を承ります。
最後のEKOSでアナログの深みに足を突っ込んでみませんか?!

同時にLINN は、LP12関連の新製品リリースも発表しております。
詳細は近日中にお知らせいたしますので、こちらもご期待下さい。

(金野)
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