SOUND CREATE EYES
2006年11月30日(木)

発表!


こんばんは、11月も本日で終わり。明日から12月ですね。
いよいよ冬本番です。

サウンドクリエイトではあさっての12月2日(土)にオーディオ業界の重鎮であられる評論家の菅野 沖彦先生にお越し頂き、ご講演イベントを行います。

イベントでは菅野先生がクラッシックをベースとし、「音楽を楽しむ」をテーマに様々なお話をお聞かせ下さいます。
私たちスタッフにとっても本当に貴重なイベントになりそうです。

菅野先生がお選びになられたご講演での使用機材の一部をご紹介しますと・・・
プリアンプ  GOLDMUND MIMESIS 22 Signature
パワーアンプ GOLDMUND TELOS600(モノ)
スピーカー  GERMAN PHISIKS HRS120  
など、もうお気づきの方も多いかと思いますが、普段のサウンドクリエイトではなかなかお目見えすることのない珍しい製品揃いです。

私のような経験の浅い者にとっては、オーディオショー等でしか見ることの出来ない製品が聴けるのが、いまからとても楽しみです!

こちらの機材は12月3日(日)も引き続きご視聴いただくことができます。
いつもとは一味違ったサウンドクリエイトへ、この週末遊びにいらっしゃいませんか??
(田中)
2006年11月29日(水)

名前 −その?−




現在私は千葉の柏市に住んでおりますが、昨日近くにある銀杏並木の葉が先日の雨で随分地面に落ちているのを見て、さてそろそろ本格的な冬の到来かと感じたのですが、今日になってなんと暖かいことでしょうか。周りには体調不良の方が続出している状況です。皆様体調はいかがですか?

さて、前回は【モノの名前】を主題に書きましたが、今回はオーディオメーカー「LINN」の名前についての主観を書かせて頂きます。

私は個人的に「LINN」が好きです。そしてその最大の理由がその名前です。皆さんはその名前を耳にして何を想像されますか?私は日本語の【凛】を必ず連想します。

【凛】という言葉を国語辞典で調べてみると「(多く【凛と】の形で用いられる、意味は?態度・姿などがりりしく引き締まっているさま ?声や音がよく響くさま)と記載されています。何だかこれって「LINN」製品にぴったり当てはまると思いませんか?

「LINN」製品の外観は非常にコンパクト且つ洗練されていて無駄がありませんし、その音色も毅然としたナチュラルさを表現しているように感じます。

もしこの掲示版をご覧になっている方で、これからオーディオを始めてみようと思う方、または自分の好みの音がまだ明確ではないと思われる方は是非一度「LINN」の音を聴いて見てください。当店では「LINN」を凛凛と鳴らしております。

ちなみに「LINN」製品は大手の電器量販店には展示されていませんので、製品のあるお店で是非見るだけでも見て下さい。そうすればそのシャープな外観と素材感・製品の精巧さを実感頂けるものと思います。デザインに共感して始めるオーディオも全然悪くないですし、インテリア志向が強まる現代ではむしろその方が自然だと思います。

※ 「LINN」のホームページには取り扱い店のリストが掲載されていますし、銀座にはショールームもあります。

(岬)
2006年11月27日(月)

パーパスビルド


1970〜80年代のWRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)には参加するマシンにいくつかのカテゴリーがあり、その中でもグループ4あるいはグループBというWRCで戦い、勝つためだけに製作されたパーパスビルドマシン(明確な目的のために作られたマシン)が存在していました。

連続24ヶ月で500台(グループBは12ヶ月200台)という少量生産車は、市販車にはない目的(早く走る事)のためだけに設計された狂気のモンスターで、当時でも飛びぬけて目立つ存在。私も心を奪われておりました。

ランチア ストラトスや037、FORD RSやAUDIなど今見ても異様な魔力を秘めていて当時のレースシーンの危うさが伝わってどきどきします。

ハイエンドオーディオの世界も正に「パーパスビルド」であり、いい音のために設計され、現在に至るまでグループBカーと同様の魔力を持った製品が多数存在します。


その入り口にあるLINN CLASSIKも正にパーパスビルド。

音楽を「いい音」でスマートかつシンプルに楽しみたい方のために作られたシステム。どなたにでもお奨めできる優れた製品です。


これからオーディオを始められる方や興味のある方。

CLASSIK MUSIKでオーディオの世界をのぞいてみませんか?


アズマ
2006年11月26日(日)

「LP12軸受けオイル」



LINN LP12は1972年発表以来、数々のアップグレードを繰り返しながら現在にいたる超ロングランのアナログプレーヤーです。
アナログ人気も手伝ってか、LP12を中古で入手される方も多いと思います。
安易に安いからといって手をだしてしますとモデルによっては、前オーナーが内部を改造したものだったり、手の施しようができないくらいの正常な使い方をされていないLP12があったりします。
長い歴史のあるプレーヤーだけに要注意です。

そんななか、アップグレードの最大の軸となるベアリングハウジング(軸受け)の適合オイルについてのお話です。

軸受けには年代により現在までに6種類のバージョンが存在します。

いまあなたのご使用のLP12のアウタープラッターをはずしインナープラッターをそっと持ち上げ軸受け部分を覗いてみてください。どんな色してますか?

軸受け外周部      軸受け内部ライナー
1 クローム(アルミ色)    黒色
2 クローム(アルミ色)    白色
3 薄い金色          白色 ※ 写真左
4 黒色            白色(1984〜1987)
5 黒色            黒色(1987〜1993)
6 黒色            黒色(1993年以降)※写真右

この中のかなり初期モデルにあたる3番のみ、粘性の低い鉱物性機械オイル(透明)の使用となります。誤って現行の黒色オイルを注入しますとクリアランスの影響でインナープラッターを差し込んだ場合、最後まで沈みこまなかったりします。
故障の原因になりますので注意が必要です。

そのほかは現行の黒色のモリブデンオイルが適合となります。

両方のオイルは常時在庫いたしております。
お気軽にお問合せ下さい。もっと詳しくは、コンポーネント探求事典でご紹介いたします。
(花木)
2006年11月25日(土)

ラックチューンデモ


オーディオを設置する時、左右のスピーカーの間にラックを置いてプレーヤーやプリアンプを置く方が多いと思います。実際当店でもそのように設置する場合が多いです。そこで重要なのがラックの位置。私達もスピーカーの位置や電源、アース環境を見直した後、必ずラックの位置も調整致します。環境によって変わってきたりはしますが、例えば、ラックを前後にずらすだけで音が前にでてきたり奥行きがでてきます。

本日は当店6FでARTIKURAT350Aのセッティングをしました。スピーカー間に2台のラックを置いて鳴らします。
最初は平行にして置きます。いいけど音が抜けない。
少し前に出します。音が前に出ますがまだ抜けない。
思い切ってハの字にしてみる。(写真の様に)音が抜けメリハリが出てきた。
これで方向性が決まりました。あとは細かい微調整です。右のラックを1cm前、振りを2mm内になどを繰り返していくうちにまるでバラバラのパズルが完成していく様に音が揃ってくるのです。
本当に笑ってしまうくらい激変しますので是非ご体験下さい。
 また1台のラックだったとしても簡単に前後に動かしたり、左右に動かしたりで必ず変わります。もしかして音が抜けないで悩んでたことがラックを1cm動かしただけで解消してしまうかも知れません。是非是非ご自宅のシステムでお試しあれ!
(石井)


 
2006年11月24日(金)

Guitar Hero


先日、武道館にて行われた「Eric Clapton」のライブを見に行ってきました。

武道館は久しぶりで、入ってみると以外と「小さい」!?
2階席から覗くステージは近く感じ、小ぢんまりとしたステージセットも手伝って質素な印象。
一昔前の派手な「ロックショー」的な風情は全くなく、良い予感です。

一杯引っ掛けてから席で開演を待ちます。

本当のお目当ては「Derek Trucks(デレク・トラックス)」
若手のギタリストで、今は亡きデュアン・オールマンのAllman Brothers Bandのステージにも立ち、自分名義のバンドでも活躍中の注目株です。

肩に力の入らないシンプルなステージングは、プレーヤーの職人技を際立たせます。

まだ20才台の若さで強烈なオリジナリティー。ひとフレーズ聴いただけでそれと分かるデレク・トラックスのプレイを初めて体感し、久しぶりの「鳥肌」。
エフェクター類を一切使用せず、フィンガーピッキングの強弱と暖かく自然なひずみの音色を操る姿は、地味ながらも神々しくさえ見えました。

往年の名曲を次々と演奏する中、ほぼ半数の曲でクラプトンが”ソロ”を弾かずにデレク・トラックスにスポットライトを譲る構成になっていることに気がつきました。

若手を育てる懐の深さを感じたライブでした。

ギターが好きな方は是非お試しを。
Derek Trucks

※デレク・トラックスの存在と今回の来日の情報を教えて下さった O様ありがとうございます!!

(金野)



2006年11月23日(木)

秋は・・・


こんばんは!秋も大分深まり、暖冬といいつつも段々と寒くなってまいりました。
毎年この季節になると思い出すエピソードに(ん・・・?なんかこんなこと夏にもあったような・・・)今晩はお付き合いください。

以前も書いたかもしれませんが、前職では仕事でイタリアによく行っていました。仕事の合間を見つけては、よく電車で小旅行に出かけたものです。(いい生活ですね・・・)

5年ほど前の11月のある日、いつもは同僚と出かけるところ初めての一人旅を試み、最小限の1泊分の荷物を抱えて、ミラノ中央駅からユーロスターに乗るべく(ヨーロッパの長距離列車。新幹線みたいなものでしょうか?定時に電車が来ないことは周知の事実)、メトロ(地下鉄)に乗り込んだのでした。

さて、イタリアは置き引きやスリなどに関してとりわけ治安がよくありません。
ジプシーの人に話しかけられ、わけのわからないうちにお財布やカメラ、身につけていた宝石を取られてしまったなどという話を良く聞きます。
また、ミラノの地下鉄は「陽気なイタリア人」というイメージとはうらはらに、何だか薄暗く、蛍光灯の明かりがやけに白く光って、物哀しいような不健康なような、何だか不安になる雰囲気をかもし出しています。いました。(2001年前後)
そんな理由から、メトロでは決まって、普段よりも5dBくらい気持ちを下げてとってもノリの悪い私。(今考えると、周りも皆同じようにしていたのかもしれませんね)
それでも、やはり一人旅の不安が大きかったことをよく覚えています。

そんな「人を見たら泥棒と思え」バリの気分の車中、「あぁ、あと2駅で中央駅・・・」と眉間に皺をよせなおした時、どこからともなくヴァイオリンの音が・・・。
メトロで何か芸をして物乞いする人を見かけるのは日常茶飯事。
インテリアやファッション、芸術の都で素晴らしく豊かに思えても、貧富の差が激しいイタリアの街中で、豊かさと貧しさが混在している光景を見るのには、どこかが麻痺して慣れてしまっていて、どちらかというとスリにあわないように鞄を脇に抱えなおすのが日常でした。

いつものように、既によった眉間をもっと寄せて・・・と思ったところ、フッとヴァイオリンが心に響いたのです。何となく弾き手の顔を見てみれば、年の頃はまだ中学生といった顔つき。それにしては大人びた音色。凛として媚びない、哀しいけれど強い響き。

ものの5分とかからなかったのではないでしょうか。1曲終えると、片手にはヴァイオリン、もう片方の手にはポケットから出した紙コップを持って、面倒とでも言わんばかりに全く媚びることなく、車内を大またで歩いていきました。私の隣に座っていた女性がコインをコップに入れるのを見て、出しはぐった私は中学生くらいの彼よりもずっと小さい人間に思えて恥ずかしくなったことを鮮明に覚えています。
地下鉄1駅分の間の出来事でした。

私は今でも、あの紙コップにコインを入れればよかったと時々思います。
それは、本当にあの響きに感動したから。それを彼に伝えたかったから。
後の旅行がどんなだったか良く覚えていないのですが、この一瞬のような出来事と彼のヴァイオリンは鮮明に記憶に刻まれました。
そしてまた、彼のヴァイオリンをどこかで聴いてみたいと思う寒さ深まる今日この頃です。
(竹田)
2006年11月22日(水)

アップグレード・フィッシュ? アップグレード・システム


最近、「マグロが食卓から消える」というニュースをよく耳にします。
全世界でマグロの水揚げ量が年々増し、このままだとマグロの生態に変化がでる危険性を感じ、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の科学委員会が、マグロの総漁獲量を削減するよう勧告しているそうです。
刺身、鮨ネタでお馴染みの、キハダマグロ、メバチマグロの総漁獲量を10%〜25%まで規制する動きになるであろうとのことです。

マグロと同じ回遊魚で日本人によく親しまれている魚が「鰤」。
皆様も刺身、鮨ネタ、照り焼きなどでよく食される事が多いと思います。
これからの時期「寒鰤」がとても美味しく食べられる季節となっていきますね。

鰤の産地として有名な北陸ではこの時期になると、猛烈な風が吹き荒れ雷が激しくなります。
富山湾ではこれを「鰤起し」(ぶりおこし)と呼び、冬の鰤漁が始まる合図とされています。
鰤は「出世魚」としても知られ、正月に食べる年取り魚としても知られています。

出世魚には鰤をはじめ、鱸(スズキ)、鯔(ボラ)、小肌(コハダ)などがあり、稚魚から成魚までの魚の成長につれ、異なる名前で呼ばれる魚のことを指します。
江戸時代までは武士、学者などが出世に伴って名前を変える習慣があり、「成長につれ出世するように名前が変わる魚」として、これになぞられたものす。
ただ良く考えると、どの基準で魚の名前を変えるのか、それを見分けるのか難しいように思えます。


オーディオも同じように思えます。

まず、最初に揃えたシステム。
年月を重ねるごとに、聴く音楽のジャンルや新しいアーティストの発見。
そうすることによって、今のスピーカーをもう少し良く鳴らしたいと思いアンプを出世させ、この音楽には低域の厚みが出るスピーカーがいいと思いスピーカーを出世させ、古い盤のレコードを聴きたいと思いカートリッジを出世させ、そんな繰り返しで自分の好きな「音」に育っていくのが、オーディオなのでしょうか。


関東:ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西:ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
東北:ツベ→イナダ→アオ→ブリ
下北地方:フクラギ→イナダ→ワラサ→ブリ

鰤は地方によって出世する過程での呼び名にさまざまなパターンがあります。
ただ、成魚の名前だけは「鰤」で共通しております。



聴覚→聴く→音楽→オーディオ

皆様の音楽の楽しみ方、オーディオの楽しみ方にもシステムを変えていく上で、さまざまな過程、さまざまなパターンがあるかと思います。
そして最後にどのように楽しむかは「鰤」のように共通はしないでしょうね。
ただ「良い音楽は、良い環境で、そして良いオーディオで楽しむ」ということは共通していると思います。

システムのアップグレード(出世)はどうあれ、嬉しく、楽しく、そして悩まされるものです。

(三浦)
2006年11月20日(月)

モノの名前


こんばんは。連日の雨、本当に鬱陶しいですね。雨の日に電車に乗ると必ずといっていいぐらい傘を置き忘れます。だから私は500円以上の傘は買わないことにしています。「安いものしか買わないので忘れるのでは?」という意見も聞こえてきそうですが…。

さて、今回はある筆記具を販売するお店をご紹介したいと思います。青山の骨董通りか少し入ったところに「書斎館」というお店があるのをご存知でしょうか?ボールペンや万年筆を中心に取り扱っている専門店です。お店に入ってまず驚くのが壁際にところ狭しと並べられた筆記具の量。しかもすべてがケースの中に丁重に収納されていて商品の一つ一つに詳しく解説が施してあります。十万円の万年筆がちゃんと十万円に見えるのが購買意欲をそそります。
で、とりあえず一本買ってしまったのですが、試し書きを申し出ると、丁寧に案内され、総大理石の机の上で書かせてもらえます。また、購入すると顧客名簿に登録されるのですが、その際住所氏名等を記入するのに使用する万年筆を数種類の中から選ばせてくれるのです。それも何だか高そうな万年筆の中から。書くときも必然的に慎重になりますよね。

携帯やパソコンでのメールのやり取りでスピーディにコミュニケーションが取れてしまう時代の中で、「書くこと」の懐かしい気分を味わってもらいたいというのがお店のコンセプトだそうです。そういうお店の思いが一身に伝わってくる良いお店だと思います。是非一度行ってみて下さい。(立派なホームページもあります)

話しは少し変わりますが、お店にある商品には殆どに名前がついているのです。(勿論お店が勝手につけたものではなく、メーカーがつけたものです)【レオナルド・ダヴィンチ】【シャーマン】【麒麟】【ムーラン・ルージュ】等々あらゆる名前が付されています。中には【果てしない欲望】などという遊び心満載のものもあります。

日本の電気製品などは、アルファベットと数字で型式が無機質につけられているだけですが、これらのように一つ一つに名前があると何だか持っていても愛着が沸くというか、作り手の思いを直感的に感じ取れる、そんな気がします。ちなみにLINNの製品には殆ど名前が付けれられています。

「NINKA」をお持ちの方、今日彼は良い声で歌っていますか?

(岬)
2006年11月19日(日)

拍手!




こんばんは、本日はとても冷たい雨が降り続く一日でしたが、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

今日は、サウンドクリエイト2Fフロアで聴いたレコードのことを書かせてください。

2FのLINN KOMRIのアクティブで聴いたのは、1981年録音SARAH VAUGHAN とカウント・ベイシー・オーケストラとの共演盤の”Send In The Clowns” でした。

2Fではお客様がご試聴中で、私はたまたま視聴室にお邪魔したのですが、その時スタッフがSend In The Clownsをかけました。 
SARAH VAUGHANが歌いだした瞬間に、鳥肌が立ちました。
目をつぶると前にはステージがあり、SARAH VAUGHANがいます。彼女が今どんな口の形で歌っているかまで、今まで感覚として受けたことが無いほどはっきりとわかりました。
じわじわと盛りあがり、最後には思わず大拍手を送っていました。(お客様がご視聴中でしたので心の中で・・・)

そういえば、私がお店に来て間もない頃、同じくSARAH VAUGHANのラヴァーズコンチェルトを聴いて気に入ってしまい、その日にCDを買いに行ったこともありましたが、今日はまた一つ衝撃を受けてしまいました。

宜しければ皆様もご一緒に2Fのステージで拍手を送りましょう!

田中

2006年11月18日(土)

LINN+TRIGON=



皆さんは、オーディオシステムの組み合わせをイメージするとき何を大事にされていますか?

趣味性の高い海外製のオーディオブランドは、プレーヤーやアンプ専業ブランドやスピーカー専業ブランドなどがほとんどで、プレーヤーからスピーカーまでトータルで製造できるメーカーは数えるほどしかありません。(LINN,McINTOSH,KRELL,GOLDMUNDなどなど)

一番シンプルなのは、1ブランドで揃えること。
1つのブランドですから、そのブランドのイメージがすぐ浮かんできます。


車の場合は逆で、ほとんどが1ブランドで統一されています。
そのため、車のイメージは非常にシンプルといえます。(極論ですが、、、)
AUDIにBMWのエンジンを載せていたり、MINIにCOBRAのエンジンを(これはそもそも無理だと思いますが)載せたりなんてあまりしないですよね。
でも、趣味性の高い小規模のガレージメーカーでは、ハイテク満載のシャーシにBMWの12気筒を載せたり、ベース車両をファインチューンしてエンジンを別物に載せ変えたりなど、むしろ輸入オーディオは、この小規模ガレージメーカーに近い存在のブランドが多いように思います。


最近、新製品として登場したTRIGONのENERGY(プリメインアンプ)は、かなり良い出来で、魅力的な音を奏でてくれています。

このENERGYとLINN NINKAとの組み合わせが、すばらしく良くとても魅力的な組み合わせとなっています。

LINN NINKAは、素直で音離れが良く非常に鳴らしやすいスピーカーで、LINNのスピーカーの中でも大変人気のあるモデルですが、TRIGONのENERGYの名前通りのエネルギー感と濃密かつタメのあるドライブ力でNINKAの魅力が倍増となります。

オーディオは、ブランドをブレンドすることでそれぞれの良さを引き立たせ、より深い物へと変化することが簡単に出来るため、好みに合ったオリジナリティーの高いシステムを構築できる楽しみがあります。


NINKAユーザーの方、そうでない方も是非ご試聴をお勧めします。

ご来店お待ちしております。

アズマ


2006年11月17日(金)

ジャコメッティと矢内原


20世紀の偉大な彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ。

ジャコメッティの作品はすぐにわかる独特さをもっています。

最初は、その異様さにぎょっとし、その後は不思議と目が離せなくなる。

目に映るものを「見えるとおりに」表わす。簡単そうに思えて実際には不可能なほど難しい。

ただひとつのことを生涯において追求してたどり着いたのが、贅肉を削ぎおとしたような細い彫刻像、彫刻の限界と思えるほどの作品には、あくなき追求への到着点が見え隠れします。

生涯において、一番興味を惹かれるのが、日本人哲学者、矢内原伊作との関係でしょう。


彼の晩年近くの作品には、矢内原とのモデルという域を超え、親交の中から二人の「共同作業」で生み出されたものが数あります。


この共同作業の観点でいえば、オーディオの世界もエンドユーザー,私ども販売店、メーカーによるひとつの共同作業でのちに名品と呼ばれるものが生みだされてくるのだと思います。


芸術作品のなかの音楽、音楽のなかのオーディオ、ものとしてのオーディオ、これらの関係は生涯を通じて追求できる共通項なのでしょうか。


そんななか、この週末、ATCのスピーカーが揃い踏みです。
名品スピーカーの数々をお試しください。
(花木)
2006年11月17日(金)

ダービーマッチ


LINN PRODUTSのある都市、スコットランド、グラスゴー。
グラスゴーはスコットランド南西部に存在するスコットランド最大の都市。
グラスゴー中心部を流れるクライド川。
紀元前からクライド川沿いに集落が形成され、16世紀に入るとクライド川の水運を利用して貿易が盛んになり、アメリカ大陸のタバコ、カリブ海の砂糖などがグラスゴーを中継してイギリス国内に運ばれた。産業革命発祥の地とも知られ、造船業や産業機械などを中心とし産業が盛んになりました。
あのクィーンエリザベス2世号もグラスゴーで建造されました。

(写真はグラスゴーの中心部です)


もう一つグラスゴーで有名なのが、皆様もご存知のサッカーであります。
元日本代表の中村俊輔もグラスゴーを本拠地とするセルティックスに在籍しております。
このセルティックスと同じグラスゴーに本拠地を置くのがレンジャース。
この両チームの対戦が「オールド・ファーム」と呼ばれ、世界でも有数のダービーマッチになります。

そもそもダービーマッチとは同じ町、都市に本拠地を置くチーム同士の対戦で、現在ではそれが拡大解釈され同じ地域、国の中での対戦にまで用いられる事があり、サッカー用語、スポーツ用語として定着しております。


言葉のルーツをたどれば、中世から19世紀にかけて英国でShrove TuesdayやAsh Wednesdayなどの祝祭日に行われていた町、村をフィールドとしてボールを運びあう「フットボール」において、最も盛大で激しいものが行われていた町が、イングランド中部のダービーだったことに始まるそうです。

当時のダービーでは、セント・ピータースとオール・セインツという二つの教区によって争われる対抗戦という形式をとっていたそうです。
同じ町の中の二つの「チーム」が争っていた事が、後に同じ町、都市の両チームが戦う試合が後に「ダービー」という名がついたと思われるそうです。



ヨーロッパのサッカーで地元のサポーターを熱狂させ、最も対抗意識が強く、激しい試合になるのが、このスコットランドのセルティックス対レンジャースの「グラスゴー・ダービー」といわれております。

この両チームには、カトリックのセルティックスに対しプロテスタントのレンジャースという宗教的な対立、アイルランド系のセルティックスと英国系の民族的な対立などがあり、その対戦は「オールドファーム」と呼ばれ、世界的に見ても「ダービーマッチ」を象徴的な対戦といえるそうです。


今週末、サウンドクリエイトでは、「スピーカーのダービーマッチ」を開催いたします。


スタジオ用モニターで培ったノウハウを活かし、正確でストレートなサウンドを身上にする英国のATC。
そして、ターンテーブルから全ては始まり、クリアーで純粋なサウンドを奏でるLINN。

同じ英国で生まれた「風を感じるATC」はたまた「香りを感じるLINN」。
今週末は両者の「ダービーマッチ」から耳が離せません。
詳しくは、イベント情報をご覧下さい。

(三浦)
2006年11月15日(水)

本日のご納品


本日のご納品。

・LINN SONDEK LP12/MAPLE
・LINN AKITO/II
・LINN LINGO
・LINN ADIKT
・TRIGON ADVANCE/BLACK

お買上いただきました S 様、実はLP12をご購入されるのは今回で2回目とのこと。(前回のLP12はご事情があり手離されて10数年)
以前とは違うフィニッシュの木目を選択し、新たな気持ちで新鮮にアナログ再開になります。

ご愛用されていたということもあり、所有のラックもジャストサイズ。
水平を取りオイルを充填、フォノイコライザーとの接続も完了すると、

「懐かしいなー」

新品であるにもかかわらず、姿かたちは30年以上変えることがない”LP12であるからこそ”出てきた言葉。

さらに、メイプル仕上げの木目が美しい”トラ目”!約10年LP12を見てきた中でこんなトラ目は初めて見ました。(写真ではわかりづらい?)

S 様とLP12 の再会に、LP12自身が最高の演出をしてくれました。

今回のLP12は「一生使い続ける」そうです。

(金野)
2006年11月13日(月)

ご挨拶及びお願い




初めまして。今回初めて掲示板に参加させて戴きます岬と申します。どうぞ宜しくお願いします。

初めて掲載するに当たり、恐れ多いですが「音楽を聴く」ということについて少し書かせて戴きます。まだまだオーディオについても、音楽についても素人同然なので、本質からずれている内容が含まれるかも知れませんがご容赦下さい。

以前私はあるオーディオメーカーに在職しており、販売応援の名目でよく店頭に立っていましたが その時感じたことです。ここで店頭というのは、大手量販店のことで、ハイエンドの商品を主に扱う専門店とは少々赴きが異なるのでご了承下さい。

さて、私の経験上所謂普通のお客様(ハードに関する知識はあまりない)がオーディオに求めるものの一番は、意外に「音質」であったように思います。(「デザイン」が同率2位といったところか?)
そこで、接客するに当たっては「音が良い」とはどういうことかについて理解して欲しいと思い、   まずはステレオイメージについて説明するよう心掛けていました。そこでまずセンターで聴くよう お願いすると、(商品の前に立ってまんじりと音楽を聴いている自分を変に客観視するのでしょうか)途端に恥ずかしがって肝心の音楽をまともに聴かなくなる方が結構多いのです。

音楽の魅力は、よき再生機を伴って倍増すると思います。そのよきガイドとなることを常に考えたいと思います。この掲示版をご覧になる方には、上記のような恥ずかしさを感じる方はいないと思います。ただ皆様の周囲にはそんなちっぽけな「恥ずかしさ」のせいで折角の音楽の良さに気付かないでいる方がたくさんいるのです。実に勿体ないですね。だから皆様にはある種のおせっかいを持って  音楽の良き聴き方を身近な方に伝えて戴きたいですね。
(岬)
2006年11月12日(日)

KNEKTマルチルームシステム


お気に入りのCDを、家中で楽しむ、しかも上質な音で。

このようなことが出来たら最高ではないでしょうか。
エントランスからリビングまでお客様を音楽で迎えることも。
好きな音楽を聞きながらゆっくりとバスルームでリラックス。
料理をしながらキッチンで音楽を。料理の最高のスパイスになります。

このようなことが実現出来るのがLINNの『KNEKT』マルチルームシステム。
オーディオルームやシアタールームだけでなく家中で上質な音を楽しんでほしい、その理想からKNEKTは生まれました。

KNEKTは家中のあらゆるオーディオにつなぎ、例えばリビングの音源をメインとして、そこから
サブルーム、例えばベッッドルームやバスルームに音源を配信するシステムです。
これにより玄関に入った瞬間から途切れることなく音楽をお楽しみ頂けます。

私も何件かKNEKTをインストールさせて頂いていますが、サブルームで音が流れる瞬間皆さんから必ず
笑みがこぼれます。お気に入りのCDが家中で楽しめるのですから当たり前なのかもしれませんね。
いつもいつもうらやましく思っています。

KNEKTは使う方のリスニングスタイルに合わせて自由に設計出来ますので、是非お考えの方はご相談ください!


追伸
最近では、F1ドライバーのモントーヤ氏が、Azimut社(高級プレジャーボートメーカー)のフラッグッシップ機86Sの
中にマルチルームシステムを導入したそうです!一度でいいから乗ってみたいものです。

(石井)
2006年11月11日(土)

新生2Fフロア オープンイベントを終えて・・・


本日サウンドクリエイトでは、2Fフロアのリニューアルオープンイベントを無事に行うことが出来ました。
あいにくのお天気でしたが、土砂降りの雨の中お越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
沢山のお客様にご来店頂き、2Fスタジオも、スピーカー達も今日はとても嬉しそうに、誇らし気に音楽を奏でていたように見えました。

新生2Fフロアでたくさんの方に音楽をお楽しみ頂ける様、「LINNの香りを感じるKOMRI フルアクティブ」 「新生PIEGAを芳醇なOCTAVEで」 「音楽に没頭する夕刻」・・・というように3つのステージをご用意させて頂いた本日のイベント。
振り返ってみればこのようなイベントは前例が無かったのですが、それぞれの回にご参加下さった皆様はどのような印象をお持ちになられたのでしょうか。

本日のオープンを迎えるにあたり、何もなかった2Fフロアをスタッフ皆で、布を貼ったり、木を置いたりてみたり、電源を変えてみたり、何度も工事を繰り返して調整をして参りました。
しかし、今日が完成の日ではなく、今日からが私達の新たなスタートです。
これからが本番!多くの方に心から音楽を楽しんでいただける空間を目指し、日々改良に励んでいきたいと思います。
そして、今回2Fフロアを作ることにより得た事を皆様にお伝えしていければと思います。

これからも、どうか私達を暖かく見守って下さい。
そして、ご一緒に音楽を楽しみに2Fフロアへ遊びにいらして下さい。

(田中)





2006年11月10日(金)

昨日のコンサート・・・


こんばんは!昨日早退しました竹田です。
昨日に続き、今日はコンサートの感想などを書いてしまったりして。
(よく実家で、父が美味しかったレストランの感想を延々と話し、母が隣で「人の食べたのがどうのって聞いたって、面白くもなんともありゃしない!」とむくれている図を目にします。一応気をつけますが・・・)

さて、昨日行ってまいりました。マゼール指揮、ニューヨークフィル!

感想は「良かった!」としか言いようがありません。スミマセン。
あまり色々言うと「美味しんぼ」的になるので避けますが、演奏された楽曲はこういう感じでした。
ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」
エルガー「チェロ協奏曲」
シュトラウス「ドン・ファン」
チャイコフスキー「フランチェスカ・ダ・リミニ」
お目当ては2曲目で、実は他の楽曲は当日その場で「あっそうかこんなにたくさんやるんだ」と気づいたくらい、ほかの事は何も見えてなかったのです。
ですので、予習する由もなく、エルガー以外はすべて知らない曲。

エルガーの感想をまず先に。
どうしても、デュプレとバルビローリの演奏が抜けない私は、初めは演奏しているチェリストが、体の大きさが同じようだからか、デュプレにかぶってしまい演奏も似たような演奏に聞こえ、なんとなく意識が集中できませんでした。
演奏者の方には申し訳ないけれど、模倣のように聞こえてしまったり。
ただ、あまり色々わからないのですが、全体の印象はすごくフラット。
あぁ、この方が譜面どおりなのかなぁ・・・なんと思いつつ白昼夢を見るような気分で聴いていたのですが、終盤にかけての盛り上がりから、デュプレという存在とは別にこのチェリストに、目の前の演奏に引き込まれてゆき、最後はとても鮮やかに胸に残りました。
このチェリスト、24歳とのことですが、結構いいかも。アリッサ・ワイラースタインという女性でした。
1月にはズービン・メータ(2007ウィーンフィルのニューイヤーコンサート指揮)指揮で同じ曲を演奏するようです。

そして、マゼールさんですが、私は初めて聴くのにすっかりファンになってしまいました。
なんとも指揮を振る姿が、チャーミングな方なのです。かつスタイリッシュ。まるで踊るように指揮を振るのです。
彼がクイクイっと腰を振りながら振ると、オケも楽しくゆれているように感じます。
見た目ばかりでなく、演奏は・・・
実は初めに浮かんだ言葉が、宣伝でも何でもなく「LINNだ」と思ったのです。
しかも「LINNのARTIKULAT」。
これは、明日イベントするからとか、そういうのではなく本当にそう感じたのです。
もちろん、LINNのスピーカーに触れる機会が多い私にとって、それは安直な答えだったかもしれません。
しかしながら、それは十分に差し引いても私は「LINNでした」と言い切ってしまいます。まだ若いから(笑)
なぜなら、マゼールの演奏はものすごくカチッと骨組みがしっかりしている。
だけど四角四面でなくて、柔らかさも備えている。この人の人柄か、それがとてもチャーミングなところもある。
マゼールがどういう指揮者が、まだそんなに知らないですし、知らないでこんなことを言うのはどうかと思われるかもしれませんが、なんとなく楽譜にある、ありのままをきちんと演奏することを信条にしているように感じたのです。それが感動につながるのでは?と。あぁ、でも感動させようと思って演奏しているわけではありませんね。「それで、私は感動したのです。」と言ったほうがよいかもしれません。
エッセンスはこの人の人柄や、経験値なのでは?
LINNのARTIKULATが奏でる音楽は、きちんとカチッと、だけど深いところに優しさがある。押し付けがましくない、その謙虚さ。
そこまでなんだか似ているように感じたのでした。

でも、実は不思議なことにARTIKULATでマゼールの演奏を聴いてみようかなと思わないのです。
まずは、私のKATANから。
大切に聴いてゆきたい指揮者との出会いでした。

追記 ところで、めちゃくちゃサービス精神も旺盛で、チェリストのアリッサさんはエルガーのあとで、バッハ「無伴奏チェロ組曲」から第一番3ブーレをアンコールに、マゼールは全曲終えた後でビゼー「アルルの女」よりアダージェットとドボルザークの「スラブ舞曲」を2曲振ったのでした。74歳にしてすっごいバイタリティ!!
(竹田)
2006年11月09日(木)

本日、コンサートにつき・・・


私、本日誠に勝手ながら早退させて頂きます!

今日は、今日は・・・コンサートなのです!
指揮者は、何と8歳でニューヨークフィルの指揮を振ったという(ホント!?)ロリン・マゼール、そして、それなら故郷みたいなものなのかしら、ニューヨーク・フィル!の演奏です。

そしてそして・・・曲目は・・・、ジャクリーヌ・デュプレの演奏ではまりにはまってしまったエルガー「チェロ協奏曲」です。
デュプレの演奏で聴くことはもちろん出来ないながら、生演奏を聴いてみたいと常日頃より思っておりましたので、今日はドキドキです。

もちろん、演奏も指揮もチェロも違いますから、私が聴いてきたものとはまったく違うものでしょうが(サー バルビローリ指揮のこの曲は楽譜に必ずしも忠実ではないと聞いていますし)、とにかく楽しみ。
マゼールの指揮で聞きに行くということをお客様にお話したら、「ちょっと異色だけど、年取って変わったかもしれないし、意外といいかも」という意見をお伺いしました。

このマゼールという人、8歳でニューヨーク・フィルを振ったあとも、輝かしい功績をおさめながら順風満帆な指揮者人生を送っていたのですが、50代半ばに大きな挫折を味わったそうです。
ベルリン・フィルの当時の音楽監督のカラヤンの後任として彼の名がささやかれた中、選ばれたのはクラウディオ・アバドだったのだそうです。
(アバドさん、先日ピアニストのポリーニと来日していましたね。当店の花木がコンサートに行ってきたのですよ!感想は・・・本人から聞きましょう!)

天才と言われながら、そうした人生を送ってきた彼のエルガー「チェロ協奏曲」、とても楽しみです。
それでは、行ってまいりまーす!!
(急いでるのと舞い上がっているのとで、乱文乱筆、誤字脱字どうぞ今日はご勘弁を・・・)
(竹田)
2006年11月08日(水)

「同質の原理」



みなさんは、悲しい時、落ち込んでいるとき、音楽に助けられたことはありませんか?

一見、暗い曲を聴いてさらに落ち込みどん底にハマルということにないそうですが。
普通、明るい曲を聴いて立ち直ろうと思う人も多いと思いますが、これがストレスになるようです。
実際にこころの向かうところは逆で、悲しい時には悲しい曲を聴くと、一時的には悲しくなりますが、次第にこころの落ち着きを取り戻し浄化いていきます。

このように自分の気持ちと同化した音楽を聴かせ、気持ちを代弁するという行為が音楽療法にも応用されています。
このことを「同質の原理」と呼んでいます。

現代人のこのストレス社会において「こころの問題」は大きなテーマであり、音楽マーケットをみても癒し系、ヒーリング音楽がこれほどまでもてはやされる時代はありません。

ということで癒されるLPのご紹介です、すでにCDではご紹介済みですが、LP 2枚組の「NORWEGIAN MOOD」 Kari BREMNES (ドイツプレス盤)です。
録音も非常によくアナログファンには絶対おすすめですよ。

まもなく入荷予定ですので、ご予約承り中でス!

(花木)

2006年11月06日(月)

ルネサンス(再生)


西洋の音楽の歴史は古代から始まり中世、ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、近代・現代へと。
ただ「本当の音楽の歴史は」という問いかけは人類の歴史そのものを考えさせる深いものです。


西洋音楽の歴史では15世紀半ばから17世紀前半頃をルネサンス時代と呼んでいます。
ルネサンスとはフランス語で「再生」などの意味があり、歴史でこの言葉が用いられるときには、強大な教会の支配から抜け出して、人間性を復活わさせようとする芸術上のさまざまな試みのことをさすそうです。


芸術の一部としての音楽も、ルネサンス以前は、どちらかというと宗教音楽が重要視されて、楽しむための音楽は一段低く見られていたそうです。
しかし、ルネサンス時代に入ると世俗的な雰囲気を反映させる音楽が生まれてきます。

ルネサンス時代は合唱音楽の黄金時代といわれ、人間の声がつくりだす素晴らしい響きのポリフィーが究められました。
そうして、ア・カペラで構成されるソングブック等、少人数で音楽を楽しむことが出来るようになって行きました。
ルネサンスの音楽は人間の声が織り成す透明で豊かな響きを持った音楽だったのでしょう。



来る11月11日、当店の2Fフロアーがリニューアルオープン致します。

前回の改装から6年の歳月を経て、「音を追求するピュアオーディオの世界」をテーマに「エントリー」や「ハイエンド」という概念を外し、オーディオで「音楽を楽しむ」という原点を見直したい。
音楽やオーディオが大好きな皆様が、集い楽しむサロンを。
そうした想いから、このフロアーが誕生しました。

11月11日にはリニューアルイベントを開催いたします。
以前の2Fフロアーから「再生」した新生2Fフロアーで音楽に没頭するための一日をご用意させて頂きます。


是非、是非、皆様。
サウンドクリエイトとご一緒に、新しい音楽を楽しむ「再生」ボタンを押して見ませんか。
そして、皆様にもご自分の「音楽のルネサンス期」を築いていただければと思います。




新生2Fフロアーをオープンするにあたりまして、ご協力いただきました皆様に多大なる感謝の念で一杯です。
この場をお借り致しまして、御礼申し上げます。
有り難う御座いました。

(三浦)
2006年11月05日(日)

目覚め


「趣味はいくつありますか?」
「どんな趣味ですか?」
「特に熱の入った趣味は何ですか?」
「あなたは”マニア”ですか?」


趣味の世界は常に”マニア”の存在と活動によって支えられ、深さと複雑さを増し、発展と同時に混沌を生み出していますよね?オーディオに限らず。

そもそも"マニア(mania)"とは精神疾患のひとつである躁病を意味する言葉(!)だそうで、かなり強烈な意味合いを含んでいます。
日本語で言う”マニア”の意味合いからすると「偏執狂」で(それでも強烈)、調べれば調べるほど使いにくくなる言葉に思えてきます。

「好きなものをとことん追求して悦に入る」とか
「関連することに対する知識欲を満たす」と言う行為は趣味を持つ人にとっては当たり前のこと。(度が過ぎるかどうかは周りの人が決めることですね)
最近はネガティブな意味で使われることの多い”マニア”と言う呼称ですが、誰にでもある一面を否定されているような気分に、時々なります・・・


”マニア”という呼称についてはともかく、非常に強いこだわりをもつ人々や妥協を許せない方々、ゴールを目指して一心不乱の人達。
もう忘れてしまっているかもしれない「目覚め」の瞬間があったのではないでしょうか?

-------------
最近、2才半になる息子が「電車」に心を奪われています。
音楽や歌も好きですが、「電車」には負けてしまいます。
小さな子供は(特に男の子)誰でも通過するブームらしいのですが、我が家の場合は少し様子が違うのでは?
カッコイイ新幹線も好きなのですが、地方の通勤電車やローカル特急の名前を連呼しています。もう私ではついて行けないところまで到達しているようです。

もう「目覚め」てしまったか?!


金野
2006年11月04日(土)

私のクラシック遍歴パート2


さて、先日(10月18日)の続き、私のクラシック遍歴パート2です。
グレン・グールドで第1次マイブームを迎え、シュタルケル、その他ピアノやヴァイオリンの器楽曲にはまった第2次マイブーム。

その後、第2次マイブームが落ち着いた頃、新しいものを聴きたいと、お店のスタッフや取引先のクラシックマニアの方、お客様と、様々な人に質問してはCDを買いあさる日々。
また、その頃お店でたまたまお客様から大量にLPを下取りしたため、中古のクラシックが数多く販売され、その中からこれまたスタッフや取引先、お客様にアドバイスを頂いて(公私混同もいいところ・・・)何が何だか良く分からずにとにかく買い集めまくった日々でした。

その頃のCD・LPの中には、ドヴォルザークの「新世界」(チェロ:デュプレ)、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲」(ヴァイオリン:チョン・キョンファ)、ブラームス「ヴァイオリンソナタ」(デュメイ&ピリス)など。エルガー「チェロ協奏曲」(チェロ:デュプレ、指揮:バレンボイム)もこの大量に仕入れた中に含まれていました。
しかしながら、買ったはいいけれど、あまりにいっぺんに買いすぎたために、どこから手を付けたらよいものやら・・・ちょこっと聴いては眠くなり・・・を繰り返し、やがてCDラックのこやしとなってゆきました。

さて、そんなある日コンサートの誘いがあり、今まで聴いたことのなかったブルックナーを聴くことに。
ブルックナー「交響曲第7番」、習作も含め11曲ある交響曲の中でも親しみやすさがあって人気の衰えないという作品。クラシックのコンサートは大学以来ということもあり、出かける前にCDを借り予習して挑んだコンサート。

コンサート会場では、失礼極まりないことに、第一楽章が始まるなりしばらくたつと瞼が重くなってゆき、眠気に勝てず安眠。
しかし、第3楽章の盛り上がりで何かから呼ばれるように急に目が覚めます。
そこから最終楽章までは眠かったのが嘘のように、どんどん曲に引き込まれていき・・・。
最後は本当に心から感動して、大きな拍手を送ったのでした。

そして、私のコンサート通いは始まります。
これが言わずもがな「第3次クラシックマイブーム」だったのです。

その後は、それぞれ天才ほにゃららと言われる、マルティン・シュタットフェルト(ドイツ人、20代半ば、ピアニスト、ハンサム、グールドの再来と言う人も)や、ヒラリー・ハーン(アメリカ人、20代半ば、ヴァイオリニスト、美人)といった同年代の若手演奏家の成長を見ていきたい!と思ったり、よく聴かれる演奏を生で聴きたい!と思ったり、などとにかく自分としては、また今まで全く行っていなかった割りに、コンサートへよく出かけるようになりました。

さてさて、これが今年の2月に始まった話。
しかし、先はまだまだ続く・・・。のでした。
(竹田)
2006年11月03日(金)

LINN THE SOURCE 18号


この度LINNより、ニュースペーパーTHE SOURCE 18号が発行となりました。

LINNラインナップの中核となるMAJIKシリーズやARTIKULAT,待望のEKOS SEの新情報や、トピックとして、F1ドライバーのモントーヤの所有する超高級ボートにLINNをインストールした話や、アストンマーティンとのパートナーシップの話など、製品以外のLINNに関わるエピソードも満載です。

ご興味のある方は、店頭にございます。フリーペーパーですのでお気軽にご用命下さい。


追伸

先日お伝えした、ミラクルプリメインアンプ Nuforce IA-7 でATC SCM50鳴らしています!
プリメインアンプで、鳴らしにくいSCM50がドライブできるの?とお考えの方も多いと思いますが、バリバリ鳴っています!
この組み合わせ、今週末はご試聴いただけます。

皆様、お誘い合わせの上、是非ご来店下さい。
お待ちしております。

アズマ




2006年11月02日(木)

スピーカーベース


スピーカーの設置場所でお困りの方いらっしゃいませんか?

いい音でスピーカーを鳴らす為に位置というのも重要ですが設置する床も重要です。
今の住宅では様々な床材があり、足腰に負担をかけないやわらかいフローリング材もあります。
また、和室でいい音を聞きたいと思う方もたくさんいらっしゃると思います。しかし畳や、クッション
フロアーはやわらかい為安定させるのがとても難しいです。

そこで今日ご紹介させていただくのは当店オリジナルのスピーカーベースです。床の安定をよくするというメリットも
ありますがそれだけではないんです。床がしっかりとしていて満足されている方も使っていただければ効果が分かると
思います。

環境によって異なりはしますが、ボードに乗せることによる音の印象は、曇っていた音がすっきり、輪郭がくっきり、低音に躍動感が出ます。

構造はいたって単純です。
約40mmのシナ合板にカーペットを貼っています。シナ合板にたどり着く為にいろいろな素材で実験しましたが、シナ合板が
一番響きが綺麗でした。木の響きとカーペットの吸音がとてもいいバランスです。

四方には無垢材を使用しています。スピーカーに合わせた素材や色やサイズ、またカーペットも自由にお選びいただけますので
お部屋のインテリアも損ねないと思います。
(写真は、ブラック、チェリー、メープルです。)


是非是非、自分だけのオリジナルスピーカーベースを作ってみませんか!
効果があるのは確かです。

石井
2006年11月01日(水)

シルクの力


お客様のお住まい(リスニングルーム)は、リビングやプライベートルーム、地下室や屋根裏部屋など、様々な環境があります。

その空間には必ず響きがあり、部屋のサイズや天井高、スピーカーの置く位置などにより、響きが大きく変わってきます。

サウンドクリエイトでは、7F、6F、2Fと試聴室がございますが、各部屋それぞれ違った環境の中で響きをコントロールしています。

とくに2Fのリスニングルームは空間としてまだ出来たばかりで、今まさに響きをコントロール中です。
現在は、天井にコットンの布を、壁にも布クロスを使用。30畳強の広い空間がライブになりすぎないよう調整しています。

少しデッドな環境の中、反射板の置く位置や高さを変えたり、日々実験中です。

本日はシルクの布を天井に張ってみました。

これも張る位置や、大きさで部屋の響きに大きな変化をもたらします。

コットンに比べ、シルクのほうが数段滑らかで、響きに潤いが出ます。

やりすぎは良くないのですが、うまくはまると、音の抜けや音圧、静けさなどまさに激変ということになります。

お客様のお部屋で、この経験を活かすため、まだまだ実験中ですが、グランドオープンまでには、ばっちり調整が出来ているはずです。

是非、是非お楽しみに!

アズマ
最近の書込
[TOP]